レトロゲームブームなぜ今⁉どこが面白い⁉

なぜ、今さらレトロゲームにハマる‼

今や空前のレトロゲームブームが起こっているのを不思議に思っている方もいらしゃるのではないでしょうか。わざわざ昔のゲームを引っ張り出して、今さら遊びたいと思うのは、一般的には考えづらいでしょう。

しかし、ここに来てレトロゲームが再評価されるようになったのは、当然な流れだったのかもしれません。最新鋭のグラフィック、画質の今のゲームに見劣りするレトロゲームを、どのように好き好んでハマる意味が見出せない方も多いでしょう。ただ、懐かしさや世代間でコレクションする目的以上に、レトロゲームには魅力があるのです。

レトロゲームには、当時の独独の世界観が残っている‼

それは、当時の独独の世界観が、取り込まれているという事です。今の感性で、昔のゲームの雰囲気を出すことは不可能に近いものがあります。今でも、レトロゲームに寄せた2Dゲームやリメイク作品も多くありますが、やはりどことなく違いがあるのは、当時の世界観を取り込んでいる要素が大きいからだと思うのです。

時代の流れ共に失われたことや、規制によって表現が難しくなったことなども、レトロゲームの中には、多く残っているのです。当時の記録媒体と言えば、写真が一般的で、ビデオは普及していないにもかかわらず、ビデオゲームが先行していた時代です。今でこそ、YouTubeやスマートフォンのカメラはディスプレーがありますが、それがなかった時代に、いかに少ない容量でゲームの世界観を表現するか開発者は必死だったはずです。それが独特の世界観を作り出し、唯一無二の作品なったという事は、今だから気づかされるのです。

今では、現実と見間違えるほどのリアリティのあるグラフィック性の高いゲームばかりですが、それはそれで現実感を追求するあまり、実写との違いばかりを粗探ししているような気分にもなります。ゲーム自体も現実から逸脱しえないゲームにならざる負えないわけです。そういった意味では、昔のゲームは自由度が高かったのかもしれません。

ゲームに大事なのは、グラフィックより世界観⁉

レトロゲームの2D描写でも、グラフィックが低くても意外にも世界感は伝わるもので、プレイヤーの想像で補間が入るからなのかもしれませんが、なぜがレトロゲームの方が表現豊かだったようにも感じてくるのです。

そう思えるようになったのも、今のゲームが想定以上にグラフィックが向上しているから、これ以上求めて意味があるのかを問いたくなるからなのでしょうが。レトロゲームには、レトロゲームにしかない独特の世界感や感性があって、それはリメイクやリバイバルされ現行ハードで再販されるというだけでは、物足りなさも感じてしまうほど、違いがあるのです。

特にアーケードゲームあたりは、完全な移植も難しく、感覚が優先されるだけにアーケードのレトロゲームは、今でも人気が根強いです。グラフィイクや画質と同じくらい世界観や雰囲気もゲームの重要な要素になるという事を今になって思うのです。

シンプルこそ最高!飽きるくらいでちょうど良い‼

レトロゲームの良いところは、アーケードゲームのように単発的に遊べるものが多く、飽きるのも早いだけに長々するものでもないでしょう。メリハリが付けられることが、たまにゲームするくらいの方には丁度良いのです。それがコレクションのように次々と求めてしまう原因にもなるのだと思います。

たとえて言えば、料理でも、高級でこてこてな濃い味より、素材を活かしたシンプルな味付けの日常的な料理が食べたくなるように、レトロゲームのどことない安心感が、原点に返りたくなる衝動になるのです。

なにせ今になってゲーム単価が安いというのも集めてしまう理由になります。レトロゲームが高騰している噂もありますが、物価が上がっている他の物からすれば、まだ安い部類に入るのかもしれません。また、ハードが変わるたびに、リメイク作品やダウンロード配信され、何度も購入したくなるのであれば、いっそのこと、レトロゲームの実機を手に入れた方が、コストパフォーマンスが良いでしょう。

どちらにせよ、レトロゲームの世界観は、当時の物が、最大限味わえるものであるので、おすすめです。

お読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました