PlayStation 5、Xbox Series Xの価格、発売日が決まった!
つい先日、Xbox Series Xの価格、発売日が発表され、PlayStation 5でも同様なことが、明らかにされました。
どちらも5万円を切る価格設定であったのには、思いのほかリーズナブルで驚かされました。
また、発売当初から、どちらもディスクドライブレス仕様のモデルが用意されることになったのは、これまでにない動きであります。インターネットの普及により、いつでもダウンロードして遊べることから、ディスクドライブの存在意義が薄れ始めているといった時代の流れを感じるものです。
とはいえ、次世代ゲーム機の幕開けともなる今年、バリエーションが豊富になったことで、どれを選んだら良いか迷っている方もいらっしゃるに違いありません。そのような方のためにも、それぞれの価格、発売日、スペックが大まかにわかる表を簡単に作ってみましたので、比較、参考にしていただければ幸いです。
Xbox Series Sの価格が変更になりました。32980円(税別)から29980円(税別)へ、値下げ
両者の駆け引きが見える展開!
このようにしてみると、PS5もXbox SXもどちらも似通っていることがわかります。スペックはともかく、価格や発売日までもが、ほぼ一緒になるということが、次世代ゲーム機商戦に真っ向から対立していこうとする姿勢が見えます。
とはいえ、Xbox Series Xの方が先行して発表し、後出しでPlayStation 5の価格と発売日を発表したということは、PlayStation 5の方がXbox Series Xの出方を探っていたように見受けられます。PS4、Xbox One世代では、売れ方としては、PS4の方が圧勝だったこともあり、PS5でXbox SXを警戒するまでもないように思えるのですが、PS5に、そのおごりはないようです。
それよりも今回のXbox Series Xは、本気度が違うようで、グラフィック性能がPS5をも上回る12.15TFLOPSにもなります。4K8Kと高解像度化に伴うグラフィック向上は、今まさに求められていることで、それに見合ったGPUを搭載させるという、妥協を許さない姿勢は、やはりPS5側から見ても脅威であるのは間違いないです。
ディスクドライブレスモデルのせめぎ合い!
しかし、意外だったのが、Xbox Series Sの発表で、ディスクドライブレスである以上に、4K出力すら対応していないモデルを、あえて投入してきたことです。
しかし、これは、前々から話題になっていたPlayStation5Digital Editionに対抗したものであるでしょう。今後、ディスクドライブレスモデルがヒットしてしまうようなことがあった場合、高価なディスクドライブ搭載モデルは売れにくくなっていくことが考えられます。それを回避しようと、より安価なXbox Series Sを発表した可能性が高いのです。
PlayStation5Digital Editionの対抗馬として、急いで対応してきただけに、PlayStation5Digital Editionが、画期的でコストパフォーマンスの高いヒット商品になる予感さえしてしまうものです。
また、誤算でもあったのが、PlayStation 5の価格、発売日の発表が、9月17日午前5時(日本)であったにも関わらず、次の日の9月18日午前10時には、予約を受け付けるという急展開がありました。Xbox Series Xよりも早く販売を行って、シェア獲得に取り組もうとする狙いが見て取れます。
天下のPlayStationがそこまでしなくても良さそうなものですが、いずれにせよ、抽選販売になるところが多そうなので、いつ手に入れられるか、わかったものではありません。まだまだ迷う余地はあるのです。
4K/120p、8K/60pは、ちょっとおおげさ⁉
ところで、当初、PlayStation 5、Xbox Series X、共に、4K/120p、8K/60p対応するという次世代ゲーム機らしい規格は、HDMI2.1の規格に沿っただけのことで、ゲーム描写自体が、4K/120p、8K/60pまで対応してくるには、どうも誇張のように思えます。
最新のPC用グラフィックボードでも8K/60pが精一杯なのに、それよりも数段、安価なPS5やXbox SXでそれを実現できるかというのは、にわかに信じがたいのです。
ということで、あくまで出力的に可能といっているに過ぎないのです。それは、Ultra HD Blu-rayやVODサービスを利用した映画や動画伝送などで適用されるだけなのかもしれません。
まだ、ディスクドライブは必要か⁉
そういった意味では、ディスクドライブもまだまだ捨てたもんじゃありません。インターネット回線が脆弱な環境である場合には、ディスクドライブは必須でもあるのです。
ということで、それぞれ一長一短あるわけですが、どれにしても次世代ゲーム機らしいハイスペックなゲームを楽しめることには違いはないでしょう。それを含め、選ぶことも楽しんでみてはいかがでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
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