噂されるPlayStation5に期待すること

来年にPlayStation5が発売される⁉

 PlayStation4が発売され、約4年ですが、巷では早くもPlayStation5の発売が噂されています。PlayStation3の販売は2から間がありましたが、だいたい6年周期で新ハードが発売されていますので、来年のPlayStation5の発売はいくらなんでもまだ早いように思えます。テレビがHDになり、それに伴い、ゲームもPlayStation3でHD化し、PlayStation4でフルHD化しました。そして、昨年発売のPlayStation4Proで4K化を果たしたわけですが、もし開発されているならば、どのようになっていくのでしょうか。個人的な希望も含めて考察しようと思います。

HDDからSDDへ期待

 PCのようにHDDがゲーム機に内蔵されてから、大容量のデータを扱えるようになり、高画質な映像になった事は確かです。しかしながら、相変わらずロード時間の長さには酷くなる一方です。
 これはCD-ROM化した新しいゲーム機として初代PlayStationを発売したわけですが、CDやDVD、BDまたHDDで回転によって読み書きするその弱点がいよいよ表面化してきた事になります。それまでは任天堂がカードリッジ式にこだわっていましたが、データ量が少なく、ビデオのような綺麗さはCD-ROMには敵いませんでした。それでも良かったのがゲームの遅延やロスがなかったことです。そして、今年発売された任天堂Switchはゲームキューブ、Wii、Wii Uのロムドライブ式から64以来のカードリッジ式へ再び戻りました。復権したのもSDカードやUSBメモリなどに使われる半導体メモリーの技術進化で、大容量化が可能となった事にあるでしょう。
 となればPlayStationもドライブ式のHDDから、半導体メモリー式のSSDに変わってもらいたいものです。しかし、PlayStation自体、初代からドライブを取り入れていますので、個人的に改造は出来るようですが、最初からSSD仕様になるかは疑問です。SONY自体、DVD、BDレコーダーなど製造もありますので、HDDのほうが生産しやすいようにも思えます。しかもSSDはまだまだ容量当たりの値段が高い事も厄介です。今年発売の任天堂Switchはカードリッジ式にしたことでデータ量をある程度減らし、画質を少し落としまで遊べるスタイルを取り入れた事はうまいやり方にも思えます。
 とは言えども、高画質化で成功してきたPlayStationにとってみれば、関係ない事で、我が道を行くことが肝心でしょう。さらに高画質化を求められるPlayStation5ではHDDにしろ、SSDにしろ、大容量化は必須条件となるでしょう。

早けりゃいいってもんじゃない!

 任天堂のSwitchもマイクロソフトの4Kゲーム機のXbox One Xも次々に常識を覆すサイクルで発売されていますが、そうなっていまったのも、過去に中途半端な仕様で新ハードを投入してきた事に原因があると思えます。確かにテレビや規格が目まぐるしく変わり、二転三転する時期でそれに合わせていく事も難しくなってきていることでしょう。だからと言って、急いで出してきても期待外れであったり、衝撃的、画期的なものでなければ、ユーザーは満足、納得のいくものではないでしょう。そうした時期を見据えれば、やはり8K放送やテレビが出始じめる頃に、4Kをさらに超える8Kで勝負するのが、日本の方針に沿う形で、日本メーカーをしての強みに繋がるのではないかと思います。SONYには8Kテレビも発売されるようなので、なおさら期待してしまうところです。

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