5G、IoT時代に未来は見えるか?イノベーションはいつ訪れる

近未来型、情報インフラの5G、IoT革命

 5G、IoT時代に心躍らせる人間は、どれだけいるか分かりませんが、少なくとも私はやや冷ややかな姿勢ではあります。

工学部卒で通信の研究室だった自分が言うのもおかしなことですが、正直、将来のビジョンと方向性が見えていないからです。

 携帯電話やスマートフォンのおかげで、通信インフラは3G、LTE、4Gと順調な進化を遂げましたが、5Gという高速、大容量通信の利用価値はどこににあるかを本当に見出せているのでしょうか。

IoT家電だの、自動運転だの言われていますが、未だかつて取り入れた事もないものに、手探り状態で、急に取り込もうとする動きは不自然に思えてならないものです。

ただ経済効果やビジネスだけが先行して、浮世離れになっているようにも映ります。

スマートフォンが世界を変えた

 携帯電話で主に電話の音声データ、メール機能のテキストデータだけの通信が、スマートフォンの登場により、インターネット閲覧、動画視聴、セキュリティーとデータ量が急激に増大しました。

その点においては、5Gという通信インフラ設備拡大は当然な流れではあります。

キャッシュレス化も促進できるほど、遅延のない通信が可能となるだけ、社会の在り方を変える、パラダイムシフトが起こる事も考えられます。

 特にキャッシュレス化が経済効果に与える影響が大きい思うのは、現金だと持ち合わせがなかったら買えなかったり、自然と節約してしまいます。

お釣りや小銭なども面倒なことです。クレジットカードも財布からカードを取り出す意味では、現金と変わらないです。

しかし、スマートフォンであれば、一瞬で決済できます。手持ちがなかったという事もないため、節約志向が薄れていきます。

そのような経済ロスをなくし、経済を潤滑に回すことが5Gの最大の目的なのではないかと思うのです。

 ロボット化が進むように、家電もAI化するのは、確かに未来的発想ではあるのですが、既に不便でないものを、反って難しくしているようで、使いこなせるまで疲れてしまいます。

自動運転も社会に浸透していくには、時間が必要でしょう。

 結局、5Gの目指すところは、昔から同じ延長線上にあるのも予想できます。

言葉ばかりが独り歩きし、夢物語のような社会がもてはやされていますが、現実的には、スマートフォンでの利便性が飛躍して上がる社会になるのかと思います。

そうであれば、5Gは大いに歓迎したいです。

電気、電子、通信機器分野に期待

 電気や電子機器、パソコンやIT分野は正直苦手で、学問や仕事上、どうしてもしてこなければならなかったため、興味を持たざる負えなかっただけです。

テレビゲームは楽しいですが、電子機器は特に好きではありません。

そういう方がほとんどではないかと思います。

 IT革命と言われる時代以前から、電気、電子分野は成長してました。

パソコン、通信用語のビット数は2のべき指数を表します。

そのビット数のように電子機器業界は指数関数的に発展してきた経緯もあり、比例関数のような予測可能な単調な成長速度で発展してきているわけではありません。

 そんな世の中についていかなければならないは大変な時代であるとも言えるでしょう。

しかし、だからこそ、楽しいわけで新機種のスマートフォン発売を待ち望むのも、スペックアップしていけるからです。

5Gという新しい時代にもっと前向きになるも大事な事だと内省させられます。

お読みいただきありがとうございました。

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