テレビの幅より、やや大きめが良い理由!
テレビを購入すると必然的にテレビ台も購入する必要性が出てきます。テレビとセット販売のものは別として、部屋のインテリアに合わせ、テレビ台を選ぶのも楽しみの一つです。
大抵は、テレビのインチ数に合わせてテレビ台の幅を決めたり、テレビ台も対応インチ数が指定されていたりします。
しかし、その大きさで、そのまま買ってしまうのは、少し考え直した方が良いかもしれません。
今まで、ハイビジョンテレビは32~40インチでも大型テレビとして認識されていました。50インチもあれば、超大型テレビ扱いであったのが、今は4Kテレビが主役になり、50インチ以上でないと大型テレビとは言えないくらい認識レベルが上がっているのです。
4Kテレビともなると、さらに高解像度となり、よりサイズが大型の方が適してくるため、テレビ自体がより大きいものにシフトしてきています。4Kテレビが主流の現在、65インチでも驚くような大きさではなくなっているのです。
今後は4Kテレビを購入していく事が前提になるため、テレビ台を購入する場合は、既存のテレビに合わせるのでなく、4Kテレビを見据えて購入することをおすすめします。「大は小を兼ねる」ように大きめであれば、大型化してくるテレビに対応できるからです。
さらに、今では、4Kテレビどころか8Kテレビが登場し始めています。8Kテレビでは解像度が上がり、もっと大型化した80インチほどないとその恩恵は得られないとされています。
今の認識では、そんなものは大きすぎると思えますが、有機ELテレビの登場で、液晶テレビよりもさらに薄型、軽量化が可能になってきています。テレビサイズの固定概念が一変し、認識レベルも上がり70や80インチでようやく大型テレビの扱いになるかもしれません。
テレビ台は、大きめを選ぶ事が、ベストです。
低いロータイプがおすすめ!
テレビを視聴する高さは、テレビの上面の高さが、ちょうど目線の高さに合う状態が適していると言われています。テレビが大型化するとテレビの縦幅が高くなるように、視聴する高さも変わってきます。つまり、テレビ台の高さも関係してくるのです。大型化してくるテレビに合わせて、ロータイプの方が、今後対応していきやすいのです。
また、薄型テレビになってしまったせいで、スピーカーだけは貧弱なものになりました、そのため、ホームシアターシステムを構築したり、サウンドバーを取り付ける事が普及しておかしくありません。スピーカーをテレビ台におけるロータイプが応用が効くでしょう。
ハイタイプやハイボードにしてしまうと、テレビ台の大きさの方にテレビのインチ数を合わせなければならなくなったり、きっちり収まりが良く、カッコ良いですが、その後、テレビをより大型なものに買い替えていく上で、テレビ台も買い替えする必要が出てくるのです。
実際に、テレビ台の方を早く買い、大型4Kテレビを置いてみたら、意外なほどテレビ台の方が小さく見えるほどです。
服と同じで、すぐ着られなくなるものを買うより長く着られるものを買う事と同じように、長く使えるテレビ台を選ぶ事をおすすめします。
壁掛けテレビにも!
壁掛けテレビに、一時期誰もが憧れたはずです。薄型、軽量化した今こそ、壁掛けテレビをするにはちょうど良いかもしれません。以前のテレビは薄型テレビと言っても、かなり重く50、60㎏するようなテレビもあり、壁掛けテレビとしては。だいぶ無理していている状況ではあったのです。今はテレビが軽量化され、さらに薄型の有機ELテレビもあるわけですから、壁掛けするのも容易になってきたのです。
しかし、テレビは大型化しています。さらなる大型化で、重量は重くなり、取り付けも大変になることでしょう。超大型4Kテレビなどでの壁掛けテレビは、もっと軽量化されるまで待っていた方が良いのかもしれません。味気は、なくなりますが、長めのロータイプテレビ台が、将来性を兼ね備えてはいるでしょう。
ただ、たとえ壁掛けにしても、テレビ台を置くメリットはあります。ロータイプであれば、テレビを置かなく良い分、サウンドバーやレコーダー、ゲーム機などを置けるスペースも増えるため、ロータイプのテレビ台はあって困ることはないのです。
お読みいただきありがとうございました。
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