2018年12月にBS4K8K実用放送が始まりますが、それに先駆けてピクセラがBS4Kチューナを2018年夏に2万円以下で発売する計画中です。これは既存の半導体チップを用いて、安価に4Kデコード?できるようです。あくまで4Kチューナーですので、8Kチューナーでははありません。それが発売される半年も満たない後に8K実用放送が始まるのであれば、正直それほど求められているかは複雑なところです。
ただ、既に4Kテレビを購入された方にしてみれば、安価なBS4Kチューナーはありがたいところでしょう。また、これから4Kテレビを購入される方にしても、BS4Kチューナー付きテレビ発売を待たなければならないストレスも緩和され、現在の4Kテレビを購入に踏み切れるきっかけになります。
どちらにしても、この発表のおかげでBS4K(8K)チューナーがどれほどの価格初期設定で来るのか見当もつきませんでしたし、意外と安い2万円ですから、今後の見通しやめどがつきそうです。
BS4Kチューナー付きテレビなら早期可能
8Kテレビであればパネル製造や基盤を新たに作る必要もありますが、4Kテレビであれば既に市販されていますので、たとえ4K8K放送が始まったとしても、チューナーを取り付けることで視聴環境は整います。
問題は8K放送をどのように処理するかであってダウンコンバートするのか、8K番組だけ視聴できなくなるのかはわかりませんが、少なくと4K放送は対応できるということに違いはありません。であれば、せめてBS4Kチューナー付きテレビの発売だけは早期に安価で手に入れられるようメーカーに願いたいものです。
8Kテレビの格が上がる
4K関連はここまで順調に進んでいますが、8K関連はまだ全貌が見えてきません。8K放送ではB-CASではなく、D-CASに変わり、それに伴いLSIなども開発されているはずなのですが、先の話ですので一転二転して明確なことは分からない現状です。
技術的にも思うように進んでいないことは伺えます。こうして4Kとの識別化されるほど、8Kの格は上がる一方です。
ここまで来たら8Kテレビを求めたい
4Kテレビも今でこそ4KVODも当たり前になりつつありますが、当初は圧縮方式H.265/HEVCもできたばかりで不具合があることを考え、買うのを控えたくなるものでした。今では4Kチューナーも出始め、パイオニアは世界初ポータブルUHD BD対応PC用BDドライブも発売されることから、4Kの地盤は整ってきてはいます。
しかし、8K放送が目前に迫る中、ここまできたら8Kテレビを待っても良いのかもしれません。
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