ブラウザゲームとクラウドゲームの違いは通信速度?

ブラウザゲームとは

 インターネットをする際、ウェブブラウザのMicrosoft EdgeやGoogle Chromeを使いますが、そのウェブだけで、ゲームができてしまうのがブラウザゲームです。

ウェブを検索閲覧するように、インターネット回線速度が比較的遅くても差し障りがない、簡単なゲームが多く、箱庭ゲームのような通信速度があまり必要なのないものばかりです。

また、アクション性のある処理能力を必要とするゲームには不向きであるため、動きの少ないゲームが多いです。パソコンによっては処理能力が足りず、ダウンロード版ゲームでは動きがカクカクしたり、もっさりしてしまったりしますが、ブラウザ版では比較的パソコンスペックが低くても安定的にゲームができる場合があるので気軽に遊べます。

ダウンロード、インストールも不要なため、すぐにでも始められます。

ゲーム開発をウェブ閲覧程度のものに合わせているため、幅広いユーザーを獲得できる優位性があるでしょう。

クラウドゲームとは

「PlayStation Now」のようにストリーミングゲームサービスがクラウドゲームになります。PlayStation4のようなゲーム機本体を必要としないのが特徴で、パソコンからも遊べます。
最近では、海外でいち早く、Googleの「STADIA」がサービス開始されようとしています。「STADIA」はデバイスを問わず、専用ハード機並みの性能のゲームを可能としています。
またSoftBankからも同じようなグラフィックボードで有名なNDIVIAから「GeForce Now」が2019年末から日本でも提供されます。
通信速度環境が劇的に向上したために、4K画質も対応し、ハードウェアがサーバーのクラウドに置けるのです。ゲーム機本体を必要としないため、今までのゲームの在り方を変えるくらいの衝撃さがあります。

しかし、通信において必ず発生する遅延だけは問題で、ましてゲームには最重要な項目です。

そのため、いくらオンラインゲームが流行り出しても、今後もハードウェアを必要性は求められる可能性はあるでしょう。

遅延とローディング時間


 ブラウザゲームの拡張版のようなものがクラウドゲームです。通信速度やサーバー側の処理性能の差が主な違いでありますが、光ファイバーや5Gなどの通信速度が向上したことで、ブラウザゲームやクラウドゲームが可能になっているのです。


どちらにせよ、遅延問題はさけられないため、アクション、レース、格闘系は不向きですが、ロールプレイングやシュミレーションなどではゲーム機本体と遜色ない画質や性能が発揮できるのかと思います。


よって、ゲームによって棲み分けが起こるか、遅延の影響のないゲーム開発がされる事でしょう。


 また、これとは別に、ローディングの時間だけはブラウザゲーム、クラウドゲーム共に長いです。


次世代ゲーム機「PlayStation5」ではSSDを搭載し、限りなくローディング時間の短縮がされるだけに、このローディング時間も注目される事でしょう。


 いろいろ競合するところはありますが、どちらが快適かは始まってみなければわからりません。切磋琢磨してこそ、良いものが出来るだけに、期待したいところです。


 お読みいただきありがとうございました。

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