HDMI最新規格「HDMI2.1」が待ち遠しい!8K対応になったのは嬉しいが…!

HDMIとは

 数年前、ブラウン管テレビであった頃、ビデオやゲーム機のテレビ接続はのコンポジット(RCA)ケーブルが一般的でした。また、パソコンディスプレイはアナログRGB D-Sub15ピン接続でした。
それらは端子も多く、ケーブルも太いため、テレビの裏は埃まみれになり、パソコンは重苦しい感じとなりました。今となってはどちらも古めかしいものではありますが、HDMIが登場して以来、それは変わりました。
今では、テレビもパソコンもHDMI接続に統一され、当たり前となったのです
HDMIは端子も小さく、ケーブルも細いため、配線がスッキリします。しかも、大容量、高速通信可能であるため、高画質なハイビジョンテレビには最適です。初めは「それほど違わないだろう」と、思っていたのが、映像がクッキリ、きれいに映った時は感動するほどでした。
今では、このHDMIなくしては考えられないほど、重要なインタフェースにもなりました。それもここ数年の間での事ですから、進展が早いです。
しかも、さらにHDMIが進化しています。

HDMI2.1とは

 HDMIは時を重ねるごとにバージョンアップしていますが、現在、最新バージョンHDMI2.0aは、最大18Gbps、4K解像度、50p/60p映像(2160p)、HDR映像伝送に対応しています。
しかし、今回、さらに大幅なバージョンアップとなったが、HDMI2.1です。
 HDMI2.1では、HDMI 2.0の約2.6倍の48Gbpsの最大帯域幅、8K/60Hz、4K/120Hz、ダイナミックHDR対応です。 

4K対応にはHDMI2.0aで十分ですが、ゲームなど、さらに上の4K/120p対応したい場合にHDMI2.1は重要となってきます。また、8K対応はHDMI2.1からなので、8Kには欠かせない仕様になるのです。

HDMI2.1では、まだ足りない!

「ついにここまで来た!」という印象ですが、実は、あともう一息欲しいところなのです。それはフルスペック8Kには8K/120Hzの伝送が必要になるからです。フルスペック8K伝送には、HDMI2.1のさらに倍の伝送容量が求められます。通信容量が多ければ、ノイズや減衰も多くなるため、どのようにしたら、そこまでいけるかわかりませんが、そうした時にはまた重々しいD-Subケーブルのようになってしまうのでしょうか。
 ともかく、そんな先の事ばかり見ていても意味がありません。現在でも十分すぎるスペックを堪能できるのです。
HDMIケーブルも当初は値段も高く、それに見合うものなのかすら疑わしいものでしたが、4Kテレビやスマートフォンが普及した今では大容量データ伝送が必須条件です。そんな中、今ではありがありがたいことに、ハイスペックな安価なHDMIケーブルがあるのです。
お読みいただきありがとうございました。

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