4KテレビとフルHDテレビ、どちらを買う?
昨年も4Kテレビの売り上げが好調なようで年々販売台数が上がっているようです。それは4Kテレビも出始めてから時が経ち、値段も安く、こなれてきたことにあるかと思います。エントリーモデル4Kテレビの値段もフルHDテレビと変わらないくらいまで下がりました。それでもフルHDテレビも頑張っているようです。しかし、その両者を比較した場合、40インチクラスの大型テレビのフルHDテレビではどうしても粗さが出てしまうためハイエンドモデル(最上位)フルHDテレビでは補正技術により補っています。また倍速機能を付け、ボケや早い動きに対応しています。両者の値段は五分五分であれば、どちらが買いでしょうか。
大型は4Kテレビに
家電量販店では4Kテレビを前面的に売り出してあります。その一方でフルHDテレビも少なからずおいてあります。それらを比較するとどうしてもフルHDテレビの方が色あせたように見えてしまうのです。それは時の変化や4Kテレビ中心としたひいき目で見てるわけではなく、仕様上、4KテレビとフルHDテレビでは色域が違うからです。4Kテレビの方がはるかに広色域表現可能なのです。それはフルHDテレビではいくら頑張っても技術的不可能な域でもあります。それでも最新モデルをまだ出す?と思えるフルHDテレビに今さら何を求められるでしょうか。
小型はHDテレビに
小型の32インチ以下のテレビであれば、地デジのHD放送やBSのフルHD放送規格に沿ったHD、FullHDテレビでも十分でしょう。しかし、ネットでも視聴するようになった現在、4Kテレビの優位さは増すばかりです。まして8Kテレビも見据えた今では、メーカー側のこれ以上フルHDテレビ開発と生産は労力と時間の無駄にも思えます。それは、過去にテレビの売り上げの赤字におけるプラズマテレビテレビの撤退の教訓からも分かりますし、ブラウン管テレビから液晶テレビへの移行と同じことではないでしょうか。
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