薄型テレビのメリットは、省スペースだったはず⁉
アナログブラウン管テレビから薄型テレビになり、テレビの様式は変わりました。立方体で大きな箱型のブラウン管テレビは、配置には、だいぶ場所を取ってしまうものでした。薄型テレビになってから、壁に寄せて置けるだけ、ずいぶん省スペース化とはなったのです。
しかも、薄型化で、壁掛けテレビも可能になりましたが、薄型テレビの発売当初は、結構な厚みもあり、重さもあったため、壁掛けは、なかなか困難を極めました。
今では、テレビの薄型化、軽量化も進み、壁掛けも楽にはなってはきてはいます。
とはいえ、いくら薄型軽量化されてきているテレビとは言え、壁掛けでは、壁に穴を空けたり、補強しなければならなくなると、従来通りのテレビ台に置くスタイルが一般的で定着していくはずです。液晶テレビよりもさらに薄い有機ELテレビもありますが、逆に大型化しているため、やはりテレビはテレビ台に置くしかないのかもしれません。
大型4Kテレビへ買い替えで、テレビ台の買い替えも‼
テレビ台も、テレビの買い替えで、従来のブラウン管テレビ用テレビ台から買い替える必要があったわけですが、薄型テレビ当初は、インチ数もわりと小型で、奥行きもなくなった分、テレビ台も小型となり可愛いものでした。
ところが、時代が変わり、テレビサイズ、インチ数の認識が変化し、より薄型化していく反面で、いっそう大型化していったのです。以前のテレビはベゼル(テレビの枠、縁)幅が大きく、インチ数が小さくてもテレビの幅は大きかったのですが、今はベゼルがほとんどない薄型テレビがほとんどです。それがテレビが大型化していく要因ではあったのですが、テレビ幅は変わらないため、テレビ自体のサイズ感は同じでした。
しかし、4Kテレビが発売され、テレビはさらに大型化しています。
大型化していくテレビに合わせるため、テレビ台もやたらと大きいサイズを求める必要性が出てくるのです。
以前であれば、テレビ台の幅が1mもあれば、十分に薄型テレビが置けるという認識でしたが、今では1.5mもあっても足りず、1.8mまでサイズアップしなければならないほど、テレビが大型化しているのです。
いくら薄型テレビ用でも30㎝は奥行きは必要です。それが幅1.8mもあれば、相当な面積になってしまいます。
テレビ自体は、薄型化しても、それに合わせるテレビ台は大きくなる一方で、省スペースどころが、タンスのように立派な家具と言えるほどです。そこまで大きいと、テレビの価格もさることながらテレビ台の値段もなかなかなものです。まして1.8mも大きなものであればなおさらです。
それを考えると、単にテレビの価格だけでテレビを購入するのは安易すぎです。テレビ台も含めてテレビ購入予算として考え直した方が良さそうです。テレビ代金+2、3万は見積もるべきでしょう。いくらテレビが安くなってきてもテレビ台の方でお金がかかってしまうのは、大きな誤算ともなります。
ブラウン管テレビのテレビ台が、パソコン台になる!
余談ですが、ブラウン管テレビに使っていた立方体型テレビ台は、小型な薄型テレビにはそのまま使えますが、大半の薄型テレビにはやや小さいです。これを捨てるにももったないもので、中には立派なものもあるでしょう。なんとか活かしたいならば、
なんと、パソコン台にぴったりなのです。幅は狭いものの奥行きがあるため、パソコンディスプレイやキーボードが置け、パソコン台として最適です。高さもちょうど良く、収納も出来る優れものです。意外な活用法となるのです。
専用のパソコン台も売ってはいますが、出来過ぎものも多いため、購入するまではなかなかいきません。もったいないというより、気に入って使えるほどなので、おすすめです。
テレビも欲しいが、テレビ台も大事に選びたい!
テレビが薄型、大型化で、スペース的には一進一退しても、テレビ台だけは大型化していく一方です。厄介なのは、テレビ台の運びや設置で、まして組み立てが必要ならば相当な労力が必要です。
大きなテレビを載せるには、それなりの安定感は必要ですし、それだけ丈夫さが求められるテレビ台はテレビ以上の重量感も出てくるでしょう。スペースも取り、存在感もあるだけにテレビ台選びも良く考慮しなければならないのです。
テレビをそろそろ買い替えていた方はきっと4Kテレビにしたいはずです。4Kテレビは大型です。テレビ台もそれなりの大きさのものに買い替えなればならないという事も頭の片隅に入れておいた方が良いです。
お読みいただきありがとうございました。
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