モバイルゲームが面白い理由
タブレットでゲームをすることにハマってしまうのは、モバイル用に最適化されたものも多く、据え置きゲームにも劣らないほど、快適になってきているからです。タブレットやスマートフォンならではのゲームの楽しみ方が、出来上がってきているようです。
モバイルゲームの利点は、小型で携帯型に優れるため、いつどこでも時と場所を選ばす遊べ、ネットに繋がっていることからも、オンラインユーザーを多く獲得できるため、大々的に盛り上がるプラットフォームであることです。性能や画質面では据え置き型ゲームには及びませんが、オンラインが充実し、面白さを引き立てます。
ゲームにもテクニックが求められる?
しかし、モバイルゲームはなかなかテクニックがいるもので、コントローラを使ったこれまでのゲームとは全然違った操作性を求められることが厄介なことです。スマートフォンやタブレットでは物理的にコントローラがあるわけではなく、基本的にタッチパネルでの操作になるので、ボタンと押したか、位置がどこにあるのか、常に感覚的に覚えておく必要があるのです。
その操作感が、昔ながらのコントローラありきのゲーム感覚と、全く別のものにしてしまうのです。そのため、ボタン配置を設定で変えられるものもあります。自分にあったカスタマイズができるようになったことで、操作性は向上しましたが、やはり使いづらいものに変わりがなく、相当な慣れが必要になってくるのです。
まず、それがゲームの勝敗を分ける第一条件になります。とにかく、スマートフォンやタブレットの操作になれる事が大前提です。ただ、コントローラを使った昔ながらのゲームも、最初はコントローラの扱いに困惑したもので、それが当たり前のようになった今だから苦にならなくなっただけなのです。
結局、モバイルゲームの操作も慣れが必要なのです。
それがままならない内は、ゲームが上手いか下手かの議論をするにも至りません。
端末のスペックが勝敗のすべて!
それ以上に、上手下手を評するのが端末のスペックです。しかも、これがすべてではないかと思えるほどです。
従来通りの据え置き型ゲームは誰もが同じハード、同じコントローラを使って遊んでいたわけですから、そこに不公平感はありませんでした。オンライン対戦でも一律に同じ環境であり、ある意味フェアではあったのです。
ところが、現在、モバイルゲームは人それぞれ違った端末を使って遊びます。ある人はスマートフォンであったり、また、ある人はタブレットを使ったりと、多様性が出てきました。しかも、端末のスペックもそれぞれ違うように、CPU処理能力もメモリー容量も様々で、解像度すら設定可能で、千差万別の環境があるのです。
個人差はあるので、スマートフォンの方が扱いやすいとか、タブレットの方が見やすいなどはあるでしょう。しかし、端末のスペックがゲームの勝敗を分けるすべてになってはいないかという疑惑が、遊んでいるうちに次第に思い始めるのです。
だれもがベストな環境で遊べれば問題はありませんが、実際そうではありません。低スペックな端末であったり、最新のOSでもなければ、ハイエンド端末でもないのが普通なのです。
そんな環境であっても、同じフィールドでオンラインゲームをするということはあまりにもフェアではありません。まして、eスポーツが話題となりかけている今、それにも気づかず、大きなハンディもありながらも、理不尽な思いをしながらも、遊んでいる方もいる方もいるのでないでしょうか。
実際、そのような要因がモバイルゲームの上手さとなっているのです。
勝敗は、端末選びから始まっている!
処理能力の遅いCPUでは操作が遅れます。メモリーが少なければ、低画質で見づらく、判断しにくくなります。ディスプレイも高解像度である方が良いわけですが、その分、処理に負荷がかかり、遅延が発生するのです。画面が大きいと酔ってしまいやすく、小さければ見づらいものです。
どのような端末を選ぶといった内から、モバイルゲームの対戦は始まっているのです。それが勝敗の大部分の要因になってしまうのです。つまり、ゲームの上手さは、端末のスペックに高さになります。
モバイルゲームで悔しい思いをした方の、何らかの救いになれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
コメント