大型化する4Kテレビ!
フルHDテレビから4Kテレビになってきていることで、一段とテレビのサイズが大きくなりました。フルHDテレビでは40インチもあれば大きい方でしたが、今や4Kテレビでは50インチ以上が当たり前です。
大型化している4Kテレビだけに、自分は大きすぎるとか、もっと小型の4Kテレビがあればとか、買い替えをためらう気持ちがあっても当然です。テレビのサイズの常識や認識の変化が求められているのです。
とはいえ、小さめの40インチクラスの4Kテレビでも、やはり4K解像度は素晴らしく、かつてのフルHDテレビを圧倒するほど、映像の美しさを体験できることには間違いありません。価格も安い、程よい大きさの40インチクラスの4Kテレビを選択するのも、ぜんぜんありなことです。
映画を視聴するには、大きめの4Kテレビを!
しかし、4Kテレビを使っていく内に、次第に物足りなさを感じてしまうのも事実です。50インチ未満であれば、不思議と大きいとは感じなくなるのです。
そして、それが、特に感じられるのは映画を視聴する時です。
4Kテレビの4K解像度はきめ細やかで、かつてのフルHDテレビの比ではなく、近づいたところで、画素の粗さを全く感じません。そういった意味で、4Kテレビにするメリットは大きいのですが、いくら4Kテレビでも2~3メートルは離れて視聴するため、小さいサイズほど、画角は狭くなってしまいます。
たとえ、近づいて視聴しても4Kテレビの画素は分からないとは言っても、ある程度、画面から離れないと、画面の明るさが気になってしまい、快適ではありません。いくら解像度の高い4Kテレビでも、それなりの視聴距離は必要なのです。
そのため、4Kテレビのサイズが小さいほど、画角が狭くなってしまうのです。だから、そのせいで、迫力や臨場感に物足りなさを感じてしまう時があり、そして、それを一番感じてしまうのは、映画を視聴している時です。
映画を視聴する場合は、映画館のような大きなスクリーンと比べてしまうので、画角の狭い小型の4Kテレビでは、どうしても迫力や没頭感に欠けているように感じてしまいます。
しかも、映画の場合、テレビとアスペクト比が違い、横に長いため、テレビ画面サイズよりもさらに小さくなってしまうものもあります。テレビ画面の上下に黒い部分が出てしまうため、余計に小さく感じてしまうのです。すべてがすべてではありませんが、映画を楽しむには、大画面が最適です。
BS4K放送で映画も充実!
最近、BS4K放送では、NHKオリジナル制作の4K番組がほとんどでしたが、映画4K放送もされるようになりました。「マトリックス」3部作も放送されることからも、BS4K放送も充実してきています。
BS4K NHKチャンネルでは、CMが入らないため、映画館のように集中を削ぐことなく、視聴できることが最高です。BS4K放送の映画番組と4Kテレビのセットは、映画館のような視聴環境を実現できることを意味していることでもあり、さらにホームシアターを合わせれば、まさに映画館です。
そのためには、4Kテレビが大ききれば、大きいほど良いわけです。映画視聴を主体に4Kテレビを購入するには、60インチ以上あってこそ満足いくものになるでしょう。
4KテレビはVODサービスなどのインターネットコンテンツから進展してきた経緯もあり、映画のネット配信も充実しています。4Kテレビは映画を視聴する目的があってこそ、購入をおすすめできるものでもあります。それ故に、大きいほど4Kテレビは意義が大きいとも言えます。
4Kテレビ購入には、思い切って大きめのサイズをおすすめします。
お読みいただきありがとうございました。
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