グラフィックボード、品薄、価格高騰‼
PCゲームには欠かせないグラフィックボード。それらが今、買えない状況にあるのは、誰もがもう痛いほどわかりきっている事です。世界的な半導体不足でもあり、仮想通貨のマイニングブームにより、特にグラフィックボードは、価格の高騰状態が続いています。
昨年までは、PS5が買えない事の方が問題でしたが、それも常態化していまい、今では同じハイエンドゲーム機ともなるパソコンにシフトするようにグラフィックボードも品薄となっています。もともとPCゲーマーの方にしてみたら、もうたまったもんじゃない事態です。
グラフィックボードを求める根本的な理由は、もちろんゲームではありますが、マイニングブームで、さらにグラフィックボード価格が高騰してしまうと、プレミア感も出てしまい、なおさら欲しくなる心理状態にあります。
ただ、これほどグラフィックボードが高いと、マイニングしてでも購入資金を補わなけらばならず、結果、マイニング目的に購入してしまう事態に発展していかねないわけです。ゲーム目的のはずが、マイニングのためのグラフィックボードを探しているような状態で、まさにミイラ取りがミイラになると言った世界です。
グラフィックボードは、高級ブランド品!
とはいえ、それ以上に、グラフィックボードが欲しくなる本当の理由は、他にあるのです。それは一度グラフィックボードを購入した方ならわかると思いますが、購入後、グラフィックボードの箱を開封した時、たまらない感動があるからです。
グラフィックボードは、確かに高価ですが、それ以上に、高級感もあります。ブランド品ように梱包も包装もデザインも品質が高いのです。グラフィックボードの場合、精密な電子機器であるため、静電気対策や振動を与えないよう厳重に梱包させているだけで、高級ブランド品とは違う意味合いかもしれませんが、それでも手にした時の感動は、ブランド品を扱う時と同じ感覚です。
価格も価格だけに、それだけ丁寧に扱わなければならないのは当然ですが、まさに高級ブランドの品格になってきています。高価なiPhone最新機種ような感覚に近いのでしょうが、電子機器類の物が、ブランド化しているのは時代が変わってきている証拠です。
昔であれば、スペックだけが価格に反映され、それなりの価格といったイメージでしたが、今はそれ以上の価値があるのです。実際、ハイエンドもミドルエンドモデルもそれほど使用感は変わらないのに、それ以外に価値を見出せているのです。
グラフィックボードも同じように、単純に性能を求めたいだけで、購入したい方はわずかなはずです。たとえ価格だけで購入しているマイニング目的のマイナーでも、それは本心ではないはずです。
グラフィックボード、最大の目的は、所有感‼
グラフィックボードを手入れ、開封での一番の喜びは、所有感、物欲感を満たすような重厚感や迫力あるデザイン、カッコよさです。これはウェブなどの写真では、わらりづらい事で、コントラストのあるフォルム、立体感が、実物を手にして初めて得られる感動なのです。
購入時の写真よりも実際の物の方が、明らかにカッコよく、思った以上の感動があります。この感動を味わえるから、グラフィックボードの虜となり、また購入したくなる衝動に駆られるのです。単純にゲームやマイニング目的だけでは、それほどグラフィックボードに魅了されることではないでしょう。
自作パソコンは、車をいじるようなメカ的な楽しみ方もあるからなのですが、見ていても楽しいから、グラフィックボードを縦置きしてみたり、マイナーもリグを組んだりするわけです。グラフィックエンジン性能を上げるだけが目的ではないのです。
いつ安くなる⁉在庫はある⁉入荷直後が買い時!
とはいえ、一度、購入したら、数年は使用していくことになる上では、下手に購入できません。また、高いものにも手を出したくありません。
いつ安くなるかといえば、ビットコインの価格が高騰している内は、マイニング需要も高いので、グラフィックボードの価格も下がらないでしょう。そうこうしているうちにマイナーに買い占められ、在庫がなくなるといった事態です。
転売に限らず、普通のPCショップでも価格が高騰しているのは、事態に乗じているからだけではなく、世界的な半導体不足で流通自体が少ないが故に、数で稼げない事態となっているからかもしれません。
半導体不足も解消される兆しがないことからも、やはりグラフィックボードは品薄状態が続くように思えます。PCショップでも時間とともに価格が安くなるどころか、少しずつ価格が上がっているとなると、在庫がある内にというよりは、入荷した時点で購入するのが、最安である現状です。
目的に合ったグラフィックボード選びたい!
無理して高いものを購入する意義はあるとは思えませんが、これまでの型落ち品や、在庫品を格安で求める感覚では、今は買えないのです。そうしているうちに価格は高くなっていくばかりです。
ただ、今のグラフィックボードは、環境によってオーバースペックにもなり得るので、ミドルクラス以下でも十分な場合も多いためマイナーと競合する必要もないでしょう。肝心なのは、所有感を満たす事に
あるのです。
あるのです。
エコな時代には、久しぶりに出会った最高の趣味になるかもしれません。多少の電気代はかかりますが、パワフルでなつかしさのある最高の遊び方となるはずです。
お読みいただきありがとうございました。
コメント