フルHD解像度液晶ディスプレイはもう古い!これからは4K液晶ディスプレイを購入がおすすめ!

液晶ディスプレイがフルHD解像度で停滞!

デスクトップパソコン
 パソコンには欠かせない液晶ディスプレイですが、フルHD規格が普及するようになり、もはやフルHD液晶ディスプレイが常識になってきました。しかし、フルHD規格になってから随分と月日が経つにもかかわらず、その定番さが逆に、高解像度化の進展に歯止めをかけているようにも見受けられます。
最近、というよりも、数年前から4Kが進んでいるように、テレビでは4Kテレビなど、だいぶ浸透してきましたが、パソコン関連での4K進展はあまり顕著ではありません。
その理由としては、4K液晶ディスプレイがまだ高価であり、同じインチ数でもフルHD液晶ディスプレイの倍の値段がしてしまう事が考えられます。
4KはフルHDの2×2=4倍の解像度でもあるため、4K液晶ディスプレイはフルHD液晶ディスプレイ4枚分に相当することでもありながらも、半値のフルHD液晶ディスプレイを選びたくなるのは、単に安いだけでなく、フルHD解像度で当面間に合うと考えているからではないでしょうか。
以前はフルHD液晶ディスプレイもデュアルディスプレイ化が流行りましたが、今では40インチ以上する4K液晶ディスプレイをパソコンモニターとして使う事も少なくないようです。いずれにせよデスクトップパソコンに最適なサイズでもある23インチサイズの4K液晶ディスプレイの普及はそれほど進んでいないのが現状です。

4K液晶ディスプレイが最適!

 それだけ4Kが上位な存在か、特殊な扱いとして位置づけられる認識がまだまだ強いように感じます。それ以上に、液晶ディスプレイの場合、パソコンとセットでモニターとして使用するため、パソコンの出力が4K対応していなければ、4K液晶ディスプレイである必要性がないため、パソコンのスペックに合わせると、フルHD液晶ディスプレイで十分でもあり、無理して高い4K液晶ディスプレイを買う気にもなれないことも理由にあるでしょう。
しかし、これからは4K液晶ディスプレイを購入した方が賢明であるように思えます。近頃は4K液晶ディスプレイの価格もだいぶ下がってきてはいます。少し高価なフルHD液晶ディスプレイを購入するのと遜色ないくらいにもなってきました。
しかも、フルHD液晶ディスプレイほどの解像度ではドットが見分けられるように、文字はいくら書体を変えても、なめらかに表現するには限界があり、映像では精細さに欠けます。
これはパソコンを使う仕様上からも言える事で、テレビに適正視聴距離から割り出すと、フルHD解像度では画面の高さの3倍ほどとなります。パソコンを使う場合、モニター下のキーボードに手を置ける状態が実際の視聴スタイルになるので、ちょうど23インチ液晶ディスプレイの高さ分だけ離れたところが良いわけです。それでは画面の高さと等倍なので、フルHD液晶ディスプレイでは適正視聴距離を満たしたことにはなりません。

しかし、4K液晶ディスプレイであれば、適正視聴距離は解像度が増える分、半分になります。画面の高さの1.5倍の視聴距離で使えるので、例えば19インチ4K液晶ディスプレイあたりが、パソコンには最適なモニターであると言えるのです。つまり、パソコンモニターには4Kディスプレイが最適なのです。

4K液晶ディスプレイの購入を視野に!


 液晶ディスプレイにおいて、フルHD解像度では、見づらく、物足りないものとなっていくことだけは理解しておいた方が良いでしょう。

ノートパソコンであれば、より小型な4K液晶ディスプレイが搭載されたものもありますが、なにせ4Kだけに相当高価です。しかし、デスクトップパソコンであれば、手が付けられないような価格ではなくなってきています。

せっかく購入するなら、この際、4K液晶ディスプレイを検討してみるも良いかもしれません。

さらに、今年はHDMI2.1にライセンス認証された製品が登場してくるかもしれません。そうなれば、以前の4K/60pにとどまらず、4K/120pに対応したHDMI2.1搭載の4K液晶ディスプレイの発売も期待されます。

これはゲームのみならず、映像関連でも大きなムーブメントを起こす可能性を秘めているだけに、かつてフルHD規格が促進していったように、一気に4K化が進む兆しさえあります。そうなった時、フルHD液晶ディスプレイではもう古いのです。それがすぐそこまで来ている今だから、今後は4K液晶ディスプレイを購入する事をおすすめします。

お読みいただきありがとうございました。

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