自作PCがおすすめ!オールインワンPCは、もう流行らない⁉

オールインワンパソコンが人気!

オールインワンパソコン

パソコンと言えば、インターネット閲覧したり、動画を視聴したりと、最終的な使用目的に沿い、完成品を選ぶのが普通です。その上で、より多くの機能を搭載した多機能なパソコンを購入したくなるのは、当然な事です。

その中でも、オールインワンパソコンが今も昔も国内メーカーから出ています。しかし、それをハイスペックと呼ぶのは一昔前の事になっと言えます。ここ10年で、パソコン業界はだいぶ変わりました。
10年前、日本の半導体製造が盛んだった頃、国内パソコンメーカーと言えば、しのぎを削り、DVDドライブ搭載、HDDの大容量化、地デジ化に伴いテレビ機能搭載と、いわゆるオールインワンPCに人気となりました。

オールインワンパソコンがハイエンド!

それこそがハイエンドで、パソコンの最終形態としてあるべき姿のように思えていた時期があったわけです。国産のパソコンメーカーのほとんどがオールインワンPCを売りにしていたのです。
当然、多機能な分だけ値段も高く、なかなか手を出せない物であったのですが、それが原因でユーザが離れていったと言って良いほど、今の国内パソコンメーカーに勢いはありません。今でも、その流れはありますが、オールインワンパソコンは国内メーカー独特の仕様になりつつあるほどです。
しかし、そうなった背景には理由があるのです。そもそもオールインワンパソコンが出る前、パソコンのスペックは、モデルチェンジされる度、上がっていった節があります。CPUの性能も、クロック周波数も上がり、DVDドライブから、BDドライブ、HDDの容量も日を追うごとに大きくなるのが、常態化していたのです。パソコン購入も楽しみの一部でもあったのです。
ところが、10年前あたりから、CPUの性能向上、HDDなどのストレージ容量の変化があまり見られなくなったのです。鈍化したというより、もはやオーバースペックでもあり、技術的にも頭打ちになったのです。
日本のパソコンメーカーにも勢いがなくなり、集大成という形で、オールインワンパソコンが登場してきたのです。それ以上のものはない極上の仕様でもあるオールインワンパソコンに憧れるのは、自然な事ではあったのです。

PCパーツ単体の性能は上がっている!

PCパーツ
しかし、時代は変わりました。CPUはコア数が増え、メモリー容量、ストレージ容量も上がり、HDDからSSDへ、GPUもグラフィックボードとしてグラッフィク性能、高画質、高フレームレート化と、機能性よりもスペックアップしていったのです。そこまで来ると高負荷で高グラフィック処理のためのゲーム仕様にもなるのですが、それぞれのPCパーツが少しずつ進化していく時代となったのです。
今まではパソコンメーカーが一貫して完成品を売っていたから、スペックや構成に限界があったのです。あくまでメーカーは売ることが目的です。今でこそゲーム仕様のBTOパソコンが当たり前ですが、需要が限られるゲーム仕様のためのパソコンをメーカーが大々的に販売するとは考えにくいのです。

カスタマイズで自分仕様の最高のスペックを得られる!

自作パソコン
しかし、自作パソコンをしてみてわかるのですが、PCパーツそれぞれが無駄にスペックが高いというわけでもないのです。ここが限界点だと決めつけてしまったり、オーバースペックだと言ってしまえば、それだけの事です。パソコンメーカーはコストとの兼ね合いなどで、妥当なもの製品化せず、尖ったものは販売しないものです。
自分自身で構成、スペックを決められる自作パソコンなら省けるところはコストカットし、組み上げられるのが面白くもあるのです。今では、オールインワンパソコンに憧れていた自分が嘘のようにPCパーツを選ぶ楽しさを覚えられえたように思えます。
すべてが出来合いの至れり尽くせりのオールインワンパソコンは、日本人のおもてなし文化、サービス精神の旺盛なビジネスモデルとしては受けが良いかもしれませんが、先進性やより高みを目指す上では、応用が効かなくなることも考える必要があるのです。
日本では、国内パソコンメーカーのように、10年前の価値観と同じように、パソコンを見ている方も多いように思えます。だから、オールインワンパソコンにこだわりたくなるのです。
時代は、自作PCです。意外と簡単に組めるので、コストも抑えられ、スペックアップしたい方にもおすすめです。
お読みいただきありがとうございました。

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