待ちに待ったBS4K8K放送がついに始まりました!
今日この日が来ることを、どれだけ待ちわびていたか、ついにBS4K8K放送が始まったのです。テレビ放送では特番が組まれていましたが、地上波放送のハイビジョン画質では、4K8Kの魅力は伝わりにくいものがあり、居ても立っても居られず、家電量販店に足を運んでみることにしました。
8Kテレビはもう既に発売され、BS8Kチューナー内蔵テレビさえ発売されているのですが、もう、その8Kテレビが家電量販店に置いてあることは知っていますでしょうか。これほど早く8Kテレビをお目にかかれるとは思っていませんでした。
つい最近発売されたシャープの8Kテレビが身近な家電量販店で拝見できることは、ありがたい心意気です。なんせ、8Kテレビはまだまだ価格も高く、大抵は手の届くような代物でもなく、到底売れるようなものでもないにも関わらず、メーカーあるいは家電量販店の粋な計らいで、8Kテレビを多くの方に知ってもらうためにも展示されてあるのは、ユーザーとなっていく私たちにとって、心打たれるものがあります。
そんなことで、8Kテレビが家電量販店に置いてあるのは早々に知っていたのですが、今日開始のBS4K8K放送は受信対応し、視聴できるのかは半信半疑でありながら、量販店に向かったわけでした。
BS4K8K放送の視聴が本当に実現した!
なんと驚いたことに、今日この日に合わせて、家電量販店ではもう既にBS4K8K放送を上映しているではありませんか。一目散に8Kテレビに向かい、ついにBS8Kテレビ放送を視聴することが出来ました。
はやる気持ちを抑えながら、8Kテレビの隅々まで食い入るように見て参りました。
一見すると4K映像と変わらないように思えるのですが、確実に違うのは没頭感です。4Kテレビでは明らかに綺麗で高精細な映像を見ている認識で視聴してしまいますが、8Kテレビの場合、あまりに現実に近い色彩なので、その映像の場にいるかのような
感覚に陥り、一瞬時を忘れます。
感覚に陥り、一瞬時を忘れます。
8Kテレビでは臨場感があるとよく言いますが、確かに立体感のあるような錯覚さえもあるほどです。しかも、これがBS8K放送映像で、綺麗に見せようとするデモ映像ではないことも驚くべきところです。
4Kテレビではデモ映像で綺麗に見せているところがあり、4Kと8Kの違いが大差ないように思えてしまいますが、8Kを視聴した後に、4Kを視聴するとその違いがはっきり分かります。
8Kはまさに隅から隅まで高精細な事が分かるのですが、4Kの場合、どことなく、べた塗したような感じ拭い去れないのです。明らかに作られた映像であって、綺麗に表現しているデモ映像に過ぎない事に気づければ、4Kと8Kの違いに納得がいくでしょう。
そして、BS8K放送を視聴して不思議だったことは、タレントの印象が地上波とは違うように映ることでしょうか。顔の輪郭や肌の色、艶で随分、人の印象は変わるものだと思えるのも、8Kテレビを視聴する上で面白い事かもしれません。
まだまだ課題の多い8Kテレビ放送?
これは8Kテレビがまだ開発、進行中半ばなのか、BS8K放送がフルスペックの120fpsでなく、現技術開発段階で半分の60fpsで放送しているからなのかわかりませんが、カメラのピントが合ってないところは、ややぼやけてしまうところや、動きの多いところでは残像が残るほどではありませんが、はっきりしないところがもったいないように思えます。それさえ、改良し、完成してしまえば、8Kテレビは4Kテレビとは一線を引く存在になるでしょう。
しかし、現段階でも明らかに4K映像よりは進化しているため、BS4K8K放送が始まっても当分は4Kテレビで良いかなと考えていた自分を含め、大半の方は8Kテレビを視聴したとたん、それは考え改める事になるはずです。それだけ、8Kを味わってしまうと、後戻りできない魅力があるのは確かです。これは思うよりもずっと早く、8Kブーム、シフトが来るのかもしれないと、BS8K放送視聴での一番の感想です。
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