4Kテレビの価格崩壊が来ている‼
ピクセラが49型4K液晶テレビを、なんと39,800円(税込)で数量限定で発売するようです。HDRこそ非対応なものの、IPSパネル、HDMI入力×5、AV端子×1、光デジタル端子も付いてこの価格なのです。4Kテレビでここまで安くなってくると、今までのテレビの高さは一体何だったのかと思えるほどです。49型で、ほぼ50型液晶テレビなわけですが、一昔であれば、高嶺の花でもあった大型液晶テレビがたったの39,800円ですから、驚きを隠せません。ここ10年で一桁も値が下がったことになります。しかも当時はハイビジョン、フルハイビジョンでしたので、それが4Kテレビで、この価格ですからスペックアップしてここまで低価格化が実現できるようになるとは、誰が予想できたでしょうか。
市場は昨年のコストカットの4Kディスプレイの発売から、格安4Kテレビの販売に移行しては来ました。大手家電メーカーではなく、家電販売店からオリジナルブランドとして相次いで、格安4Kテレビの発表があり、売り切れが続出しました。ところが、今年は、その格安4Kテレビが更なる低価格競争に入り、4Kテレビの価格崩壊が起きていると言ってもおかしくない状態にあります。今こそテレビを買う時が来たのではないかと。
4Kテレビの出荷台数は薄型テレビ全体に占める割合の51.1%となり、初めて50%を超えたそうで、テレビ購入者の半分以上は4Kテレビを購入している事になります。明らかに4Kテレビのシュアが拡大しているわけです。
今年の12月にはBS4K8K放送も開始されることもあり、今後、4Kテレビを持つメリットが確実に訪れます。
今年の12月にはBS4K8K放送も開始されることもあり、今後、4Kテレビを持つメリットが確実に訪れます。
しかし、BS4K8K放送を視聴するには、専用のBS4K、8Kチューナーが必要になります。
幸いにも、BS4K8K放送開始前後から、BS4Kチューナーの発売が予定されていますので、BS4K放送だけは視聴することはできるようになります。8K放送の方は、まだ準備段階にあり、もうそろそろであることは間違いないです。
そのBS4Kチューナーが約3万円前後で購入できるようなので、格安4Kテレビ本体と合わせてでも、7,8万円で、10万円切ってBS4K放送視聴環境は整います。
確かに、その金額でBS4K放送が視聴できてしまうのは魅力的です。
問題なのは、その後にあると考えています。
幸いにも、BS4K8K放送開始前後から、BS4Kチューナーの発売が予定されていますので、BS4K放送だけは視聴することはできるようになります。8K放送の方は、まだ準備段階にあり、もうそろそろであることは間違いないです。
そのBS4Kチューナーが約3万円前後で購入できるようなので、格安4Kテレビ本体と合わせてでも、7,8万円で、10万円切ってBS4K放送視聴環境は整います。
確かに、その金額でBS4K放送が視聴できてしまうのは魅力的です。
問題なのは、その後にあると考えています。
BS4Kチューナー内蔵4Kテレビの発売も近々
ここで、破格の安さに引かれ、格安4Kテレビを衝動買いしてしまった場合、外付けのBS4Kチューナー、あるいは今後発売されるであろう4Kチューナー機能を備えた4Kレコーダー購入し、BS4K放送視聴環境を整えていく事になるのでしょうが、それを想像すると、配線はどうなるのだろうかとか、地デジ放送とBS4K放送視聴併用は可能なのだろうかとか、様々な疑問が出てきます。そこで、外付けBS4Kチューナーを用いると、どのように配線しなければならないのか図に展開してみました。

地デジ化時のチューナーやレコーダーのように考えると、BS波を分波するか、チューナー側で入力したものを再度出力して、テレビのBS入力端子に接続しないと、これまでどおりにテレビ側のリモコンで従来のBS放送(2K)を視聴、選局できなくなります。BS4Kチューナーを介してしかBS放送を視聴しないのであれば、差し障りないでしょうが、地デジ放送を主体で視聴する方が大半なだけに、BS4Kチューナー側のリモコン操作でわざわざ、BS放送の視聴は多少面倒さがあり、放送開始早々4Kコンテンツも乏しいともなれば、従来のBS放送を視聴することも鑑みれば、テレビ側でBS放送を視聴できる状態は残しておいた方が無難でしょう。そうなると、配線は図のように面倒になり、分波器や同軸ケーブルの購入もしなければならなく、格安4KテレビとBSチューナーで安くあげたようでも、周辺機器で出費がかさむことになります。

地デジ化時のチューナーやレコーダーのように考えると、BS波を分波するか、チューナー側で入力したものを再度出力して、テレビのBS入力端子に接続しないと、これまでどおりにテレビ側のリモコンで従来のBS放送(2K)を視聴、選局できなくなります。BS4Kチューナーを介してしかBS放送を視聴しないのであれば、差し障りないでしょうが、地デジ放送を主体で視聴する方が大半なだけに、BS4Kチューナー側のリモコン操作でわざわざ、BS放送の視聴は多少面倒さがあり、放送開始早々4Kコンテンツも乏しいともなれば、従来のBS放送を視聴することも鑑みれば、テレビ側でBS放送を視聴できる状態は残しておいた方が無難でしょう。そうなると、配線は図のように面倒になり、分波器や同軸ケーブルの購入もしなければならなく、格安4KテレビとBSチューナーで安くあげたようでも、周辺機器で出費がかさむことになります。
また、BS4KチューナーからHDMI接続によるBS4K放送視聴のため、BS4Kチューナー電源を入れ、チャンネルを選局したら、テレビ側も自動で電源が入り、チャンネルが切り替えられるはずですが、いくらBS4Kチューナー側のリモコンがテレビ側のメーカーのリモコンに対応しても、使い勝手の悪さは否めないのかと思います。
よって、格安4Kテレビ、BS4Kチューナーでいくら早くBS4K放送環境を整えても、それ程、大きなアドバンテージは得づらいと考えられます。それよりかは、BS4Kチューナー内蔵4Kテレビの発売を待って、BS4K放送HDD録画対応や4Kネット配信機能の充実したテレビを購入しても遅くないように思えます。格安4KテレビとBS4Kチューナーの販売が目途がたったおかげで、BS4Kチューナー内蔵4Kテレビもそれほど、高価なものになるとは考えにくいです。
BS4K放送に限ってだけ言えば、視聴環境へのハードルはそれほど高くないものとなるはずです。
8K放送こそがメイン
なぜ、4Kテレビを投げ売りのように、これほどまでに安く提供することに、テレビメーカー側が寛大なのかと考えてみれば、それはやはり、8Kテレビという大きな稼ぎ頭を持って控えているという安堵さからなのでしょう。どんな技術でも「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ように、あっという間に商品価値が下がります。それは、いくら無機質な製造業といっても、生活の掛かっている人が経営しているわけで、見通しも立たない事のに技術を安く売りさばいていたら、儲けがありません。
メーカー側が技術を出し惜しんで小出し小出しにしている事に消費者は嘆き、批判的レビューなんかも多いですが、それは供給側のメーカーに問題があるように思えますが、それよりも、私たちがそれ以上のものを求めようとする意識がもっと必要で、そうなれば、需要も高くなり、技術力も高まり、ユーザーは恩恵を得やすい循環が生まれるように思います。
中には8Kテレビなどオーバースペックで必要ないと思っている方もいるかもしれませんが、それでは前に進みませんので、16Kや32Kテレビを求めるくらいの需要があれば、8Kテレビも今の格安4Kテレビのように、低価格化するかもしれません。格安8Kテレビが登場する時には、8Kテレビの先を見据えていなければならないのです。
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