電子書籍は読みやすい?読みづらい?
スマートフォンやタブレットの主な目的はインターネット検索、閲覧です。
ネットで記事を読んだり、動画視聴する事はライフスタイルの一部であるかのようになってきているほど、世に浸透してきています。
しかし、タブレットの本来の目的にもなり得る電子書籍の読書形式は思うほど、根づいていません。
利便性が高いはずなのに、ヒットしないその理由を探っていきたいと思ったのです。
まず、そのメリットとデメリットを思いつくだけ挙げてみました。
電子書籍のメリット
- タブレット一台あれば、どこでも好きなところで読書可能
- メモリーを食わないため、タブレット一台で大量の本を持ち運べる
- 図書館や書斎にあるほどの量を集約でき、収納に困らない
- インターネットで即時に購入でき、本屋に行く必要がない
- データをダウンロードするだけなので、売り切れがない
- データを消去するだけなので、雑誌や漫画も捨てる手間も必要ない
電子書籍のデメリット
- タブレット自体がディスプレーであるため読みづらい
- 電子機器にはレスポンスがあり、表示がカクカクして読みづらい
- 読み込みに時間がかかり、億劫になる
- 好きなページ、読みたいところを瞬時に開けない
- メモリー式なので、データが消えないか心配
- 物として残らないので、所有欲を満たせない
- タブレットを購入しなければならないため、金銭的にも負担がある
- タブレットの買い替えや故障のリスクもあるため面倒
- 表示が本形式であるため、タブレットである意義がない
- 同じ読書でも、記憶や知識として残らない印象がある
選べるものではない
個人的な見解ではありますが、デメリットの方が多くなったのは、タブレットにどことなくマイナスなイメージがあり、払しょくできないからなのでしょう。
明らかに、タブレットの方が便利なのに、本で読書する事にこだわってしまうのは、これまでの築きてきた文化や習慣、社会性が大きいように思えます。
昔の書物や文献、論文に価値があるように、紙として、物質としてあった方が落ち着くからではないでしょうか。
それは、まさに今、キャッシュレス化しようとしているお金社会に通じ、似ているようにも思えます。
こればかりは、にわかにインターネットの普及でレンタルビデオ店が追い込まれている流行のような事でもないように思えます。
ブログを書いておきながら、電子書籍に否定はしませんが、本で読むから味があるようにも思える事はないでしょうか。
場所に困らないなら、私は本で読書をしていきたい派です。
しかし、狭い日本ではタブレットの方を選ばざる負えないでしょう。
その辺に折り合いをつけながら、時と場合によって、どちらかを選択すれば良いだけなのかもしれません。
一番良いのは、本購入と同時に電子書籍のダウンロードできる権利をもらえれば、ありがたい話で、内容が同じで、どちらか一方だけを選べというのは、購入する側には酷なことです。
お読みいただきありがとうございました。
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