4Kテレビでゲームも高画質!
現世代ゲーム機のPS4 ProやXbox One Xは4K対応したゲーム機です。また、次世代ゲーム機のPlayStation5やXbox「Project Scarlett」はまさに4Kゲーム世代となっていくでしょう。
現行のPS4やXbox Oneのフルハイビジョン画質でも十分綺麗でゲームにこれ以上の画質を求める必要性はあるのかどうか疑問ですが、世代ごとに画質が向上していく事が通例になっただけに期待はしたくなります。
ただ、近頃ミニファミコンやミニスーパーファミコンなどのミニゲーム機のブームが到来し、過去作のゲームも今さらながらに面白い事が分かると、ゲームは画質だけがすべてではない事が言えます。むしろ現実に近づけば、近づくほど楽しさが失われていくような気がしてなりません。
現実離れした架空の世界観だからこそ、しゃれが通じる世界からなのかもしれません。
「不気味さの谷」がゲームにも⁉
現在はロボット産業も盛んですが、人型のヒューマノイドロボットは実際の人間に近づけれるほど、違和感が増し、気持ち悪さが出てしまう「不気味さの谷」と言われる段階があるそうで、それを超えると人間と同じように見えてくるらしいのです。
それはコンピューターグラフィックにも言える事で、CGで作り上げた人物像に気持ちが悪いと感じてしまうのはそのせいかもしれません。また、ゲームでも同じ事で、PS4やPS5あたりでは、実際の人間に似た登場人物になってきているので、どことなくそれが起こってきている可能性はあり得えます。それが、過去作の方が楽しいかったように思える原因の一つであると思えます。
薄型液晶テレビに移行した結果
近年のミニゲーム機において、一番現在に近いものでも「PlayStation」の「プレステミニ」です。それ以前のゲームと言えば、アナログテレビの4:3のSD画質のものばかりで、画質も粗くドット描写のビットゲームがほとんどで現実とは似ても似つかないものばかりではあります。ゲームとして割り切れるだけ面白さはありますが、雑味だけは隠せません。
しかし、PS3やXbox 360世代になると、テレビがハイビジョンテレビとなるのに合わせて、16:9のHD画質のあるいはフルHD画質にまでになりました。接続もコンポジットからHDMIになり、明らかに高画質化と変わったのです。その延長上にPS4やXbox Oneが登場し、4K対応してきているだけで、ベースのPS3やXbox 360世代機が今のテレビにも合うのです。
その世代機が残念だったのは、地上デジタル放送移行のために薄型液晶テレビが出始めたばかりで、液晶テレビ独特の遅延発生が問題視されていなかったため、ゲームには不利な環境だったのです。しかもオンライン対戦などが出来るようになった時期で、ゲームにおいては不具合が絶えませんでした。そのため、ゲームに熱中するには欠けていた条件でした。
しかし、今テレビにはゲームモードが搭載され、遅延の少ない液晶テレビが大半です。それに4Kテレビとなり、大型化、高画質化でよりはっきりくっきり描写されるようになったわけです。テレビ入力はHDMIで、画面比率16:9と同じです。
その旧世代ゲームがもったいない世代だけに、今さらながら日の目を浴びても良いのではないでしょうか。その頃のゲームは辛うじて「不気味さの谷」には差し掛かっていないはずです。4Kテレビとなり無理なく表現でき、ゲーム環境が良くなったことは確かです。
お読みいただきありがとうございました。
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