月額480円〜の高速レンタルサーバー ColorfulBox

テレビを見ない、買わない、売れない本当の理由は?何かと遅いのが原因?

テレビもデバイスの一つに格下げ!

 スマートフォンやタブレットが登場して以来、テレビやパソコンを含め、ディスプレイから目を外す時間すらなくなってきているほど、手元には電子デバイスが飽和しています。また、それらのデバイスの中でも競争が劇化し、テレビの方が淘汰されくらいインターネットが進化してきています。
テレビ離れが進んだ背景にも、スマートフォンやタブレットで気軽にテレビ番組以外のコンテンツ視聴やYouTubeなどの動画閲覧できるようになった事もありますが、テレビがメディアとしてのスピード感が薄れ始めているようにも思えます。
話題のニュースや情報は簡単インターネットから得られます。しかも、インターネットの方が簡潔でまとまった情報が得やすい事もあり、だらだらとテレビで情報を入手するよりは、検索エンジンでこちらから調べた方が手っ取り早いからでもあります。
手元にスマートフォンがあるにも関わらず、わざわざテレビで情報を得るような事は今やもう古いのです。テレビはもはや情報を得るツールというよりは、ネットフィリックスやHuluなど、高画質な映画や動画を視聴するためのデバイスに変わりつつあるようにも思えます。
テレビが特別な存在ではなく、ある意味パソコンやスマートフォンなどと同じ立ち位置なっているようにも思えるのです。
その認識ないために、これまでのテレビの絶対的立場にあぐらをかいた事で、デバイスとしての魅力や将来性に欠けていったと思えます。最新の4K8Kテレビもありますが、展開が遅すぎるため、パソコン、スマートフォンのの方が進展が早く、追従される勢いです。テレビはオワコンなのでしょうか。

テレビのレスポンスが問題!

 テレビが今後、その他のデバイスと競合していくには、まずレスポンスを改善していく必要がありそうです。テレビの電源を付けるにしろ、リモコンでチャンネル切り替えにしろ、数秒あるいはコンマ何秒待ってから反応する遅さが問題のように思えます。
以前ならテレビの切り替えの悪さを感じなかったのですが、それが液晶テレビになってから顕著になりました。アナログブラウン管テレビの電源をつけて、映るのに時間がかかりましたが、一度付いてしまえば、チャンネル切り替えはスムーズでした。
液晶テレビの場合、そのチャンネル切り替えすら遅いのです。液晶テレビならではの遅延問題も重なるところから、使うほどにストレスが溜まっていくのです。
さらに、最近のテレビにはインターネット動画を視聴できる機能が中途半端に付いた事で、インターネット動画切り替えはスマートフォンやタブレット視聴よりも断然遅いです。これではテレビでYouTube視聴したいとは思わず、低画質でもパソコンの方がまだましのように思えます。
スマートフォンやタブレットは利便上、サクサクと切換られ、パソコンはもともとスペックが高いことから、テレビがインターネット参入する醍醐味はほとんどないのです。唯一、大画面でVODで4Kなど高画質な映画を視聴できるメリットだけです。
要は、現在のテレビは機敏性に欠けているのです。スマートフォンやタブレットと比較してしまうだけに、ワンテンポ遅れるテレビに使い勝手の悪さを感じてしまうのです。これは4K8Kと高解像度となってしまった代償なのかもしれませんが、これを改善しない限り、テレビに将来性はないのかもしれません。
こういった些細な事が積み重なり、不快感を知らず知らずのうちに受けているだけに、4K8Kテレビへと意欲的になれない社会現象が起こっているように思えます。

機能面よりも性能面の強化が必要

 テレビが売れないと騒いでいた数年前からテレビの進むべき方向性を誤ったのかもしれません。あのころから、テレビに限らず家電は機能性を重点的に推すようになってきました。ところが、消費者からすれば、使わない機能に高いお金を払いたくはありませんし、家電は売れず、日本の家電業界が衰退していく様を見ているようでした。

つまり、あの頃から日本の家電業界はミスリードしてしまっていたのではないでしょうか。

もっと根本的で本質的な問題を解決していないまま、多くを求めてしまったために売れなくなったのではないのかと思うのです。それはテレビの機敏性であったり、使い勝手です。オリンピックにしろ、F1にしろ、コンマ数秒のタイムを削るのに必死であるのに、勝てれば良い、売れば良いという発想に陥った結果ではないでしょうか。

「シンプルイズベスト」というように問題はもっと単純なのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました