スマートフォン、タブレットの性能の比較で重要なRAMメモリー容量‼おすすめは3GB以上‼

スマートフォン選びでメモリー容量が必須項目

 スマートフォンやタブレットを購入するにあたって性能を比較検討する場合、色々な項目があります。そこで真っ先に考慮する点はディスプレイの解像度で、表示の綺麗さを第一に重視するのではないでしょうか。最近では、HDとフルHDの違いを理解し、より高画質の機種を選り好みするようになってきているからです。
その次にCPUスペックやストレージ容量なども考慮しますが、メモリー容量を重視する方はまずいないのではないでしょうか。高解像度ディスプレイ仕様で、ただ安いという理由だけで購入してはいないでしょうか。
メモリー容量の重要性を理解しなかったために、使ってみて十分でなかったと後悔する事もあるはずです。
スマートフォンやタブレット、またはパソコンにおいて、いかにメモリー容量が性能差を分けるか考えてみたいと思います。

CPUは頭脳、メモリーは記憶だが

 スマートフォンやタブレットあるいはパソコンで、性能の差を決定づけるものと言えば、当然、CPUが考えられます。CPUは人間で言えば、頭脳であります。頭の回転の速さがCPUの性能の差にあるわけで、頭が切れるほど、CPU性能が高いという事になります。
単純に考えれば、このCPU性能の差が直接、機器の性能の差に繋がるわけですが、それが大きな要因ではなくなってきているようにも思えます。
それはCPUの性能向上が微々たるところでしのぎを削っているだけからです。消費電力を削減し、省エネ仕様にすることで、発熱を抑え、パフォーマンスを向上させることでやっと差別化出来ているのです。
つまり、ハイエンドクラスもミドルエンドクラスのCPUもそれほど大きな性能の差はないように思えます。
 それ以上に、性能に大きな影響を与えるのがメモリーであると思えます。これは動画やアプリをインストールするためのストレージの方のメモリーではなく、スマートフォンやタブレットで言えば、RAMと呼ばれるメインメモリーの事で短期型の記憶素子であります。パソコンで言えば、DRAMにあたりますが、今ではこれが極めて重要なものとなるのです。
 4K8Kと高画質化する映像や動画において、それらを処理するデータ量が膨大となっているからです。それを瞬間的に格納するメモリー容量が足らないと高度な情報処理が不可能だからです。
要は長期型記憶のストレージメモリーよりも瞬間型記憶のワーキングメモリーが重要で、それが性能の差に表れてきているのです。
以前であれば、マルチタスク処理でCPUスペックが性能の差となっていたのが、今は高画質の4K8Kデータを扱います。動画再生にしろ、ゲームにしろ、CPUのデータ処理速度よりも、メモリー容量の方が今や性能に与える影響力は大きいのです。

メインメモリーは3GB以上が最適!

では、具体的にRAMのメインメモリーはどれくらいが最適かというと、CPUの性能や扱うデータにもよるのですが、一般的に3GBが最低ラインではないかと思います。
それ以上のゲーミングスマホなどでは6GBなどのものもありますが、通常のゲームアプリを遊ぶくらいであれば、3GBで間に合います。2GB程度では高画質な動画を視聴するくらいがやっとでしょう。
今時メインメモリーは3GBくらいあった方が良いのです。

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