ミドルレンジスマホはコストパフォーマンスが高い!ハイエンドである必要はない⁉

ミドルエンドモデルスマートフォンがおすすめ!

ミドルエンドスマートフォン
 スマートフォンのモデルは多様化してきて、大まかに初心者向けのエントリーモデル、スペックを抑えた中間クラスのミドルレンジモデル、最新フルスペックのハイエンドモデルと分類されるようになってきました。
その中でも、安いエントリーモデルでもなく、最新先鋭のハイエンドモデルでもなく、どちらつかずともいえるミドルレンジスマートフォンが意外にもコストパフォーマンスが高く、メリットがあることを見逃してはいないでしょうか。
スマートフォンが登場して以来、結構な年月が経ちますが、そろそろスマートフォン2台目、3台目に買い替えを考えている方には、ワンランクアップできるミドルレンジスマートフォンがおすすめです。

ディスプレイ解像度が最高域!

 近頃のスマートフォン仕様の傾向は、以前よりも一段階上がって、かつてハイエンドモデルクラスであったのが、今ではミドルレンジクラスに相当するものとなりました。
その代表的と言えるものが、ディスプレイ解像度です。
以前、ハイエンドモデルでフルHD、ミドルエンドモデルでHDディスプレイであったのが、今ではミドルエンドモデルでもフルHD解像度のものが多くなりました。
5インチほどのスマートフォンディスプレイサイズであれば、フルHD解像度もあれば、人が認識可能な画素密度を超えるとされているため、スマートフォンのディスプレイ解像度の飽和域であるとも言えます。
そのため、4Kもあれば、多少の色域が広がり、色彩が豊かに感じるくらいの違いはあるのかもしれませんが、ハイエンドモデルに搭載されるような4K解像度ディスプレイはある意味オーバースペックでもあるのです。
そこまでこだわりたいのであれば別ですが、そうそう変わり映えするものではないと考えれば、ミドルエンドモデルでも当たり前になってきているフルHD解像度ディスプレイで十分であると考えられるのです。

メモリー、ストレージ容量が十分すぎる!

 次に、ミドルエンドモデルで格上げされたのが、メモリーやストレージ容量です。
ミドルエンドモデルでもメモリーは3GB、4GB搭載されるようになってきました。かつては、メモリーが3GBもあればハイエンドモデルでしたが、今では6GB、8GBもないと、ハイエンドモデル扱いされなくなっています。
そうなってきている背景に、ゲーミングスマートフォンがスマートフォン市場のフラッグシップモデルに台頭してきているからでもあります。これでもかっと言わんばかりのスペックを盛り込み、ゲーミング仕様がスマートフォン市場をけん引しているようになってきているのです。それに追従するかのように、各メーカーのハイエンドモデルもメモリースペックを上げざる負えないところにあるのです。
逆に、現在のハイエンドモデルスマートフォンは言わば、ゲーム仕様になってきているのが伺え、ディスプレイサイズの6インチ以上を大型化しているのも、ゲームをするに適したサイズ感になってきているのです。
実際、モバイルゲームも高画質化され、大容量化していることからも、それほどのメモリー容量は必要になってきていますが、反対にゲームでもしなければ、それほどのメモリーやストレージ容量はどこに必要性があるのかがわからないほどです。
とはいえ、今現在でも、かつてのハイエンドクラス、今のミドルエンドクラスの4GBもあれば、ほぼ全てもゲームを対応できていることからも、ミドルエンドモデルスマートフォンでもある程度は満たせる仕様でもあるのです。

SoC性能の違いが、価格の差になる!

 ではハイエンドモデルとミドルエンドモデルでは一体何が違うのかと言えば、CPU処理速度で、スマートフォンで言えば、SoCの性能の差に尽きるでしょう。ハイエンドスマートフォンもミドルエンドスマートフォンもほとんど機能は一緒なのに、なぜあんなに値段が違ってしまうのかと言えば、やはり、核となるCPU処理能力の差が価格となって表れているだけです。
この性能の差が致命的となるのが、やはりゲームであり、ほんの僅かな差であっても、より高性能なものを求めたくなるゲームユーザーなら当然、こだわりたいとこです。ハイエンドモデルスマートフォンは屈指の最新SoCチップを搭載されるだけ高価なのです。
そんな中、ミドルエンドモデルが意外にも安いことを見落としているのです。ミドルエンドモデルに搭載のSoCは最新先鋭のハイエンドモデル搭載のSoCには劣るものの、そつなくこなせるだけの能力だけは十分、兼ね備えてはいます。メモリーやストレージ容量の影響も受けにくいこともあるのかもしれませんが、価格差ほどの性能差を感じるほどではないのです。
明らかに3、4万円のミドルエンドモデルスマートフォンと7、8万円のハイエンドモデルスマートフォンという現状ほど、使い勝手に差はないでしょう。ただ勝敗を左右するゲームにおいて、その差が大きく関与するだけなのです。
時代を先取りし、何が何でもハイエンド機種を手にしていたいという気持ちになるのも分かりますが、ミドルエンドモデルでも十分満足できてしまうものなのです。そのような心理になるスマートフォン市場であるからこそ、ミドルエンドモデルは穴場であり、コストパフォーマンスが高いのです。
お読みいただきありがとうございました。

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