大手通信キャリア3社、5Gサービスが開始されたが
いよいよ、第5世代移動通信システム「5G」がサービス開始が開始されましたが、それに合わせて、5Gスマートフォンも続々、発売されようとしています。現在、4Gの通信速度は100Mbpsからせいぜい1Gbps ほどですが、5Gではなんと10Gbpsの高速通信を目標としています。
3月25日にdocomo、26日にau(KDDI)、27日にSoftSBankから、それぞれ5G通信サービスが開始されましたが、実際の通信速度は2Gbps~3.4Gbps程度(しかも理論値)のようで、通信可能エリアもごく限られた少数域です。そのような通信環境で、高い5Gスマートフォンを購入し、通信料金を上乗せしてまで、5G 通信で恩恵のある方はどれだけいるでしょう。
ほとんどいない以上に、体感としても、今は4Gとさほど変わらないところにあるでしょう。まだ技術的に5G通信が確立していないのか、5Gスマートフォンがまだ不十分な性能であるかと思うところですが、たとえ、それらが改善できたところで遅延はなかなか減らないのです。
5Gスマートフォンに何を見る⁉
スマートフォン操作上、アプリ起動でも、ウェブ閲覧にしろ、僅かに時間がかかってしまうことがストレスに感じる方もいるでしょう。そこに期待し、サクサクの動く未来的な端末を5Gスマートフォンに夢見たくなるのは「5G」の宣伝に魅せられただけです。
いわゆる遅延は、スマートフォンのSoCスペックやメモリーの読み込みに掛かる処理能力、性能の差である場合もあります。また、通信速度における読み込み時間差である可能性も十分にあります。
ウェブにしろ、動画にしろ、高画質化しているため、データ量が増大しているからでもあり、解像度が高いディスプレイ端末であればなおさらのことです。
しかも、4K8K化していく今後はいくら5Gと言えども、その時間はなかなか縮めめられそうにはないのです。さらに、老若男女スマートフォンを手にする時代になり、人口カバー率もいたちごっごです。
以前はインターネットの接続先はパソコンだけでしたが、今でもテレビやタブレット、ゲーム機などのインターネット接続デバイスが増えている事からも、高速通信が確保されにくい環境にもなってきています。そこにIoTや自動運転、ロボットなどの通信機器が増える将来を見れば、一向に高速通信環境が確立されないのです。
5Gが10Gbpsを謳っていても、実際はその理論値を満たせないのです。遅延なきインターネット接続はこれから先も大きな課題となっていくのです。
つまり、今後もスペック性能や通信速度、どちらの観点からしても、遅延が発生しやすいのです。
現在、発売される5Gスマートフォンは、インターネットデバイスが多岐にわたり繋がろうとしている未来を見据えれば、後々まで使えるものになりますが、今、遅延がなく、サクサク機敏性あるデバイスを目的にしたものではないと考えるべきなのです。
よって、まだ4Gスマートフォンとそれほど変わりあるのものではないのです。
今こそ、4Gスマートフォンがおすすめ!
5Gスマートフォンに切り替わろうといている今、4Gスマートフォンが今までかつてないほど価格が下落してるものもあります。モデルチェンジ時期であること以上に、4Gから5Gに変わろうとしている瀬戸際でもあり、数年に一度とないチャンスと見るべきでしょう。メーカーもユーザーも5Gに誰も予測がつかない時でもあるのです。
この機会はそうそう訪れるものではないです。大抵のユーザーは5Gスマートフォンを購入すべきか考えてしまう時でもあり、あえて4Gスマートフォンを購入する気持ちが入らなく、ある意味、魔が差す時でもあります。
後々、高い5G スマートフォンだけしか購入選択の余地がなくなり、あの時、安い4Gスマートフォン購入しておけば良かったとならないように、新しいものに切り替えられる時に、買い替えていた方が得策なのです。
4Gスマートフォンでもまだ数年は十分使えます。それから5Gスマートフォンに買い替えた方が、5G初動の不具合にも遭遇するリスクも回避できます。
型落ちモデルの4Gスマートフォンは今こそ買い時なのです。
お読みいただきありがとうございました。
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