安いだけのタブレットはおすすめしない!購入初心者が陥りやすい失敗とは?

てふてふさんによる写真ACからの写真

 

そろそろ、タブレットでも買ってみてはいかがでしょうか。

 タブレットがこれほど使い勝手の良い端末になるとは誰が想像できたでしょうか。2010年、初代iPadが発売されてから、早くも10年ちかい歳月が経ってしまいました。タブレットが世にお披露目された当初、真新しさやインパクトはあったものの、パソコンに変わるほどのスペックはなかったため、シリーズ化されるほど、ヒット商品になるとは考えづらいものがありました。
当時のタッチパネル式ディスプレイというのも、それほど受け入れやすいものではなかった認識があります。タッチパネルは業務用としては流通してはいましたが、商品としては扱うにはやや野暮ったいイメージがあったからです。

タブレットは、単に一過性のものとして、パソコンから派生したスピンオフ製品というものとして考えられるものでした。ただ、一時的な製品としては十分あり得るものではあったのかと思います。


 ところが現在、市場でタブレットがこれほど豊富にラインナップされてある事を見れば、パソコン市場を二分するほどの市場に成長している事が分かります。そうなった背景にはパソコンスペックアップの伸び悩みがあったからでしょう。
それまではパソコンの性能が日に日に上がっていく事が目に見えて分かるほどにCPUクロック周波数やメモリーが右肩上がりに向上していました。しかし、その頃から、パソコン性能の頭打ち状態が続くようになった事もあり、次第にタブレットに目が向けられるようになったと思うのです。
同じスペックなら薄型、小型、携帯性も兼ね備えるタブレットの人気が出てくるのも自然な事です。
 そんな事もあり、タブレットを購入する事をためらっていた方でも、そろそろ購入してみようと思っている頃でしょう。そこで、タブレット初心者が購入後、後悔してしまいがちな失敗を自分の経験上から書いていこうと思います。

とりあえず安いエントリーモデル購入の罠

 タブレットと言えども、性能はピンキリで同じような形をしていても、その差は侮れないほどです。大半の方が、最初に購入しようするのは最安のエントリーモデルがありきたりなパターンでしょう。扱いに慣れていない事や使いこなせるか心配する意味でも、とりあえず安いものを買って、使い慣れてきた上で、徐々に性能の高いものに買い替えていこう意思が働くのは当然な事ではあります。
しかし、最近、タブレットの価格が安くなってきているように、高いものとはそれだけ性能の差がある事も考慮しておく必要があります。今では安いものでも、それなりに良いもの見えてしまうところが、進化しているところでもあり、見た目だけでは性能の差を計れません。
パソコンのCPUがcore iいくらとか、メモリーやストレージが何GBあるかというように、タブレットもそれらを熟知しないと、なかなか思ったような使い勝手にはならない事を前もって知っておいた方が良いです。
パソコン購入よりもハードルの低いタブレットは、パソコンを今まで使ってきていない方でも気軽に使えてしまいそうな代物です。パソコンより幅広いユーザー層があり、分からないまま購入してしまう事もあるでしょう。まして新しいタブレット市場において、性能を把握する事自体、難しいことです。だからこそ、安いエントリーモデルを買ってしまいやすいのです。
CPUやメモリーを理解している上で安いタブレットを購入するのは良いのですが、ただ安い事だけを売りにしたタブレットは買って後悔する事になります。タブレットがいくら安いといっても1万くらいはしてしまいます。数あるタブレットからすれば、安い方でしょうが、後々の事を考えると、高くつく可能性があるのです。
安いタブレットは最初の内はそれなりに快適に使えますが、次第次第にメモリー容量がいっぱいになり、起動するにも、アプリを動かすにも、動画を視聴するにも困難になってきます。しかもゲームは最初からあきらめなければならないほど程度は低いものなのです。
また、タブレット自体、新しい端末だけに、OSは頻繁にソフトウェアのアップデートを重ねています。型落ちの安い、古いバージョンのOS搭載しているものは注意が必要で、すぐに対応できなくなる事も考えていた方が良いのです。
OSのアップデートを期待もしない方がよいでしょう。アフターサービスしてくれるのは、ハイエンドモデルがほとんどです。安いタブレットはすぐに対象から切られ、例えハード的には問題なくても、新しいタブレットを購入して下さいと言わんばかりの対応と思っていた方が良いでしょう。
 ということで、ようやく使い勝手が分かってきた頃には、またタブレットを購入しなければならない事態になります。二重にお金がかかる羽目になるのです。安いタブレットはメーカー側からすれば、いわばドル箱のようなもので、次から次へとアップデートを繰り返し、新しいタブレット購入を迫らせられるようなものなのです。

10インチの大きめのタブレットがおすすめ

 また、大半の安いタブレットは7~8インチの小型のものになりますが、タブレット初心者の最初のサイズとしては、使いづらいものとなるでしょう。タブレットの場合、スマートフォンと違い両手で操作する事になるのですが、8インチぐらいでは最初にタブレットを使いこなすにはやや小さいからです。結局、そのまま使いこなせず、タブレットを放置してしまうのでは何のために購入し
たかわからなくなります。
10インチのものであれば、使っているうちにタッチパネル操作にも慣れるので、その後にサイズダウンしたものを買った方が良いでしょう。小型のタブレットほど、上級者使用に向きです。タブレットはスマートフォン以上にタッチパネル操作が求められるため、最初の内は、見やすく、押しやすい大型の10インチタイプがおすすめです。
 長い目でみれば、発展途上で進化の早いタブレット市場では、それなりにスペックを求めていた方が安心して使えていける事になるのです。スペックの見極めも難しいものですが、それも楽しむ事もタブレットライフおいて大事です。
お読みいただきありがとうございました。

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