タブレットを買うなら、LTEモデル、Wi-Fiモデル、どちらがおすすめ?

タブレットの使用目的

Wi-Fiタブレット
usapaonさんによるイラストACからのイラスト
 今やパソコン、スマートフォンに肩を並べるほど、成長したタブレット市場ですが、良く言えば、パソコン代わりにもなり、スマートフォンより大きく扱いやすく、両者の良いところを兼ね備えたデバイスであります。
しかし、一般的には、パソコン、スマートフォン、どちらつかずの印象の方が大きいため、普及はまだまだなところが現状です。万能でありながらも、尖った部分が少ないために、消極的な見方をしてしまう残念なところがあるのです。

タブレットのような小型の端末では、パソコンに性能に勝てるわけがありません。また、性能の差がほとんどなく、より小型のスマートフォンに携帯性で敵うはずがありません。

では、タブレットの良さをは何かと言えば、それは見やすさ、扱いやすさに尽きます。

モバイルPCのディスプレイのように10インチほどの大きさがあれば、それ以上のパソコンのような大画面である必要性はなく、必要最低限の大きさは確保されます。逆にそれ以下の5インチほどのスマートフォンディスプレイでは見づらいものです。

よって、タブレットのディスプレイサイズはそれ以上でもこれ以下でもないちょうど良い大きさであるのです。それ故に、動画視聴、電子書籍の購読、ゲームには最適なものです。

これらを行うには、スマートフォンディスプレイではやや小さいため、見づらく、扱いづらい事を知ってほしいです。無理して、スマートフォンでそれらの事をしようも可能ですが、一度タブレットを使ってしまえば、天と地ほどの快適さに違いがある事が分かるはずです。スマートフォンは主に電話やメールをするためのデバイスであると割り切った使い方をした方が良いわけです。

動画を視聴したり、電子書籍を読むために、どこにでも持ち運べ、時と場所を選ばない携帯性にこそ、タブレットは重要視すべき事です。

LTEモデルとWi-Fiモデル


 タブレットにおいて、通信環境はその後の使い勝手を左右する大きな事柄になります。スマートフォンの場合は、SIMが付属するため、屋内外どこでも通信可能ですが、タブレット端末には、そのSIMが取り付けられるLTEモデルと、SIMロットがないWi-Fi通信のみのWi-Fiモデルがあります。

LTEモデルであれば、スマートフォン同様、屋内外至る所で通信可能ですが、Wi-FiモデルであればWi-Fi環境のある場合しか通信できません。よってWi-Fiモデルは家の中だけで使うものとして認識されています。

また、SIMロットの有無で、値段が違い、Wi-FiモデルよりもLTEモデルの方が割高であるのが通例です。

タブレットはWi-Fiモデルをおすすめ!


 LTEモデルとWi-Fiモデルどちらが買うべきでしょうか。

大半の方は、割高なLTEモデルを購入したくなるでしょう。LTEモデルであれば、LTE、Wi-Fi通信どちらにも対応するからです。

しかし、よほどな方でない限り、LTEモデルは必要ないように思えます。仕事に使う場合や屋外専用で使う場合でない限り、Wi-Fiモデルで事足りてしまうからです。

LTEモデルの場合、LTE通信する際に、新たに格安SIMなどの回線の契約もしなけらばならなくなり、通信料金が掛かります。スマートフォンを契約していれば、二重に通信料金が発生してしまいます。スマートフォンを持っていて回線契約しているのであれば、テザリング機能をつかい、スマートフォン回線を通じて、タブレットに通信するのがおすすめです。

つまり、Wi-Fiモデルでも、スマートフォン回線があれば、屋外でも通信する事が可能なのです。外出の際、スマートフォンを所持している方なら、大抵、持って出かける事になるわけですから、LTEモデルのタブレットを持つ意味がなくなります。

また、タブレットの使用目的が、動画視聴と通信容量の大きなものとなると、LTE通信では容量がすぐにいっぱいになり、速度制限がかかってしまうため、結局、Wi-Fi通信でないと使い物にならなくなる場合があります。

タブレットはWi-Fi通信が基本なのです。

フリーWi-Fiと5Gで充実!


 SIM回線の通信料金もいちいち気がかりとなり、LTE回線に繋がっていないWi-Fiモデル方が安心して使えます。購入前は通信環境の多い、LTEモデルが無難な選択に思えますが、Wi-Fiモデルの方が健全です。フリーWi-Fiが充実してきている事からも、Wi-Fiモデルが屋外でも使えてしまいます。


一部有料ですが、LTE通信料金よりははるかに安く、カフェやレストラン、ファーストフード店などのWi-Fiスポットがあります。タブレットを屋外で使う主な機関でWi-Fiが提供されている事からもWi-Fiモデルで十分である言えるのです。

また、時代は5Gです。Wi-Fi環境もさらに整ってくる事が予想されますので、屋外と言えども、大半のところでWi-Fi接続が可能になるかのしれません。それ故に、本当の屋外、山や川のある自然の中でもなければ、LTEモデルに必要性がないのと、それ以上にそのような場所で、タブレットを使う有意義性は感じられないのです。

LTEモデルは通信状態が確立していないといけない状況でなければ、持つ意味がないと考えるべきでしょう。

お読みいただきありがとうございました。

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