無線LANから有線LAN接続に変更したら、通信速度が改善され快適になった!

LANは無線か有線か

 LAN(local area network)とはローカル・エリア・ネットワークの略であり、名前のように家庭やオフィスなど限られた範囲内でパソコン、プリンタ、サーバをつなぐネットワークのことで、構内情報通信網とも言われます。
昔はパソコンなどをLANケーブルの有線接続で各個繋げていました。そのため、そこら中がLANケーブルで溢れていました。サーバー、LANアダプタ周辺は特にひどく、埃もたまり、切り替えも大変なものだったかと思います。ただ、目に見えて分かるように確実に繋がっている安心感はあります。
  しかし、時代はスマホ、タブレットの普及もあり、無線LANのWi-Fiなどが当たり前になりました。そのおかげで、複数の機器も簡単に繋げられ、面倒くさい配線も必要なくなりました。
また、パソコンだけでなくスマホ、タブレットなどの扱う電子機器の多さで、電源やHDMI、USBと少しでもケーブル類を減らしたい時でもあります。部屋のレイアウト変更や機器移動も気兼ねすることなくできることも無線LAN構築の利点かと思います。

無線も数値だけ見れば速い

 今ではIEEE802.11ac の最新規格もあり、4本のアンテナを利用する4ストリーム対応により無線通信速度も高速になりました。干渉の少ない5GHz帯通信で快適に動作するようになることはなりました。そうして一時は満足していた時がありました。
  考えてみれば、アンテナが4本あろうが受信側にアンテナが4本なければ、従来通りの通信速度しか実現できていませんし、複数のユーザー、機器通信のみ、それらの高速通信は意味を持つものであって、あくまでデータ量を足し合わせた数値なわけです。その数値を値だけ見ると高速ですが、単体では高速通信とはならないことに気付いてしまいました。

ストリーミング配信のために

 時代の流れは早いもので、ネットで視聴できる配信サービスが当たり前になりつつあります。インターネット閲覧やYouTube動画視聴ならまだ無線LANでも十分でした。しかし、高画質なストリーミング配信サービスがさらに充実してきている今、最新規格の無線LAN通信でも満足できる環境ではなくなりそうなのです。
いくら最新規格と言えども電波では壁や干渉などの障害が多いため、物理的に高速通信ができない場合もあり、条件が整わないといけません。また、ストリーミング再生の場合、データ保存するダウンロード再生ではないため、通信回線状況の影響をまともにくらうため、時に劣化した低画質映像となる時があります。それでは楽しめません。
  AbemaTVやTVerのようにテレビ放送さながらの視聴スタイルが訪れようとしています。そこで有線LAN接続し、環境改善を試みました。するとパソコンは初期化したように速くなり、PlayStation Nowのストリーミングゲームも快適に動作するようになりました。よく通信速度を測定できるアプリやソフトがありますが、アプリやソフト毎に測定値が違いあてになりません。
実際、有線LAN接続して体感してみてください。
これだけ、有線LAN接続が高速なのに改めて感動するはずです。ワンテンポ早くなったことで、ストレスからも解消されます。なんといっても無線ルーターを買うより、はるかに安上がりで高速通信環境にできます。
  これから4K8K映像時代になると、有線LAN接続の方が間違いないでしょう。Wi-Fiなどの無線も必要ですが、有線LANも必要です。どこか時代錯誤と思うかもしれませんが、時代の流れによって本当に良いものを忘れてしまっているだけなのです。

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