ついに!!!8Kテレビ発売へ

待ちに待った8Kテレビ

 4Kテレビが発売されて間もないですが、その4Kテレビの画素数(縦×横)の4(2×2)倍の8Kテレビが発売されようとしています。日本では今年の12月にシャープからいよいよ発売されるようです。なんと中国では10月にでも発売される模様です。以前からシャープはどこよりも先駆けて8Kテレビの開発に力を入れてきました。8Kディスプレーも既に市場に出してきています。しかしながら、ここのところの経営悪化から8Kテレビの開発や市場投入が遅れることが懸念されました。お蔵入りとなってはもったいないことです。ところが鴻海買収されたことで、シャープの業績は改善されてきています。その勢いで8Kテレビが市場へ思ったより早く出されることになりました。このため8Kテレビ市場の早期展開が期待されます。岡目八目と言いますが、傍から見ていた方が手が見えるように、シャープの経営戦略がうまくいっていなかったのを見事に鴻海が示唆する形になったと言えそうです。

実用放送の1年前である今年

 今年の12月と言えば、8K実用放送開始のちょうど1年前に当たります。それほど先駆けて8Kテレビを発売されるわけですから、まさに市場に先手をとっておきたいからなのかもしれません。いつもならソニーが先駆けてくるイメージがあり、なにかと後手に回ってしないがちなシャープは客観的にも、ここばかりは遅れるわけにはいかないように思えます。

8Kテレビで何を見る?

 しかし、問題なのが8Kテレビが発売されてもいかに使うかです。4Kテレビ発売当初も同じ事態のなったように、試験放送はされてもチューナーはない、コンテンツの少なさ、ブルーレイディスクもようやく4Kに追い付いてきたこの頃、はたして8Kテレビが発売時点でどのように活かされた使い方が出来るのかは定かではありません。また、HDMIやLANも規格などの8K対応がままならない状況にある中で、8Kテレビが発売されることで、それらが8K対応にどれだけ前進できるかが気になるところです。正直4Kテレビが発売された時よりも厳しい環境にあるかと思います。しかし、それらはいかに8Kテレビが素晴らしいテレビであるかを多くの人に知られることによって市場が活気づき、開発が加速し、解消されていくことになるのかと思います。

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