ブルーレイディスクの8K対応は、難しくない!
DVDからBD(ブルーレイディスク)に移行はしていますが、DVDもまだまだ使えます。
しかし、BS4K8K放送も始まり、録画も可能になってくると、容量の大きいBDの必要性も高くなっていくでしょう。時代とともに、光学ディスクの容量も上がり、今では、大容量BDに到達しました。
ディスクの規格と記録容量
CD(Conpact Disc)640MB
DVD(Digital Versatile Disc) 片面1層4.75GB 片面2層8.5GB 両面1層9.4GB 両面2層17GB
BD(Blu-ray Disc) 1層25GB 2層50GB 3層100GB 4層128GB
4K Ultra HD Blu-ray 片面2層66GB 片面3層100GB 4K HDR(ハイダイナミックレンジ)対応
どれも12cmで記録表面積は同じ、
さらに規格として
Archival Disc(アーカイバルディスク) 300GB~1TB 両面ディスク片面3層
があります。ブルーレイディスクと同じ青紫レーザー(波長405nm)を用いますが、トラクックピッチを2/3に、データビット長を半分にする事で従来のブルーレイディスクの記録密度をさらに高める仕様です。
放送規格の転送ビットレートと容量
地上デジタル放送 17Mbps 1時間7.65GB
BSデジタル放送 24Mbps 1時間10.8GB
4K放送 35Mbps 1時間15.75GB
8K放送 100Mbps 1時間45GB
データの書き込み、読み込み速度(1倍速)1Byte=8bit ps=/s(per second)
CD 150KB/s=1.2Mbps
DVD 1385KB/s=11.08Mbps
BD 4.5MB/s=36Mbps←1倍速では8K放送の100Mbpsに満たないため録画不可になってしまう
倍速対応したメディアとレコーダーを組み合わせることで、書き込み、読み込み速度が速くなります。100Mbpsの8K放送を録画するには、現在のブルーレイレコーダーの4倍速以上のものであれば、技術的に可能という事です。
その他にもBDには録画用規格のバージョンがあり、最新のバージョン5.0では8K対応も視野に入れています。
8K Blu-ray規格も8K録画対応も技術的にはすぐにでもできる!
こうしてみてみると、ブルーレイディスクの8K対応は既存のものだけでなんとかなりそうなのです。
8K録画になれば、現在最大の128GBのBDXLでも2時間強の記憶容量しかなく、HDD(ハードディスクドライブ)でさえ、例え1TBあったところで22時間ほどしか録画できません。
その録画容量ではHDDではもの足りなく、お金もかかるため、安価なブルーレイディスクの方が最適になるはずです。
以前のVHSビデオテープは2時間録画仕様でしたが、今のようにHDDに録画するような形態ではありませんでした。当時はVHSだけが録画する唯一の方法であり、よく買っていたように思えます。
その時のように、ブルーレイディスクが記録媒体として市場に返り咲く日も近いのかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。
コメント