4Kテレビはインチ数が大事!
ひとえに4Kテレビと言っても、インチ数が変われば、視聴時に見える印象がだいぶ違ってきます。テレビと言えば4Kテレビと言える具合に、4Kテレビが当たり前になりつつある中で、テレビを買い替える際は4Kテレビが必然になると言っても過言ではないです。
今後、テレビの差別化を図る上で大事なっていくのは、4Kであること以上にサイズ選び、インチ数です。
4Kテレビはこれまでのハイビジョンテレビに比べて大型化しているのが特徴で、4Kの高解像度を最大限に活かすためにもインチ数が上がっています。そのため、4Kテレビを以前のフルハイビジョンテレビの感覚で大きさを選ぼうとすると、4Kテレビの良さを十分に得られない可能性が高いです。
とはいえ、フルハイビジョンテレビの場合、テレビの大きさは50インチもあれば最大クラスで、40インチクラスでも大きい印象がありましたが、4Kテレビで40インチは最小クラスです。4Kテレビは55インチ、65インチとさらに大きいサイズのものがラインナップされています。
65インチ4Kテレビがおすすめな理由!
よって、4Kテレビの購入は必然的に大型テレビとなるわけですが、4Kテレビはより大きいインチ数である方がおすすめです。高解像度を活かすには小さくては変わり映えしません。そして、その中でも65インチが良い理由があります。
65インチ4Kテレビで視聴する映像は実寸大に近い見え方となるからです。
40インチから55インチまでの4Kテレビはあくまで解像度の高いテレビであり、テレビと言う認識をぬぐい切れえませんが、65インチになると、実際にその場にいるかのような錯覚に陥るかのような臨場感がグッと増すのです。
普段、肉眼で見ている景色や映像の大きさが、65インチでちょうど等倍あたりになるのです。
当然、カメラでズームしたり、アップした映像はそうはなりませんが、確率的に等倍に近い映像が多いです。YouTubeなどで4K動画を視聴してみると、手の込んだテレビ放送映像とは違い、ズームされたものや編集され加工されたものではなく、個人で撮影された自然な映像が多いです。
しかも、被写体がだいたいカメラの2メートル先にあって、そこにピントを合わせていることで、さらに見やすくなります。
4Kテレビの適正視聴距離は画面の高さ×1.5倍とされていますが、65インチ4Kテレビでは、だいたい1.8mあたりになります。カメラで撮影される距離と4Kテレビの視聴距離が同じになることで、実際の大きさに近い違和感の少ない映像になるのです。
また、街を散策した映像や自然の風景、景色も不思議と実際見ている大きさと変わらなく、窓の外の景色を眺めているかのような感覚にもなります。たぶん、カメラのレンズの構造上、65インチあたりが実物大の拡大率になるのでしょう。
これが55インチとは明らかに違うことです。55インチまでは、たとえ、画面に近づいたところで、4Kというクオリティは得られますが、実際の比率には及ばないため、どことなく不自然さが残るのです。
つまり、テレビという固定概念を超えるサイズが65インチにはあるのです。
地上波テレビ番組視聴には向かない⁉
ただ、これはあくまで、そのような映像にだけ最適な結果とはなりますが、手元を撮影した映像やズームされた映像では当てはまりません。
よって地上波などのテレビ番組では、スタジオで撮影され、カメラをズームアップした映像がほとんどで、65インチテレビでテレビ番組を見るとあまりに大きすぎる映像になってしまい、逆に視聴距離を広げなければならない事態になります。
ロケなどの通常の撮影映像であれば、65インチ4Kテレビは等倍のように見えますが、テレビ番組を65インチ4Kテレビで視聴するのは、正直、無駄に大きいだけかもしれません。
とはいえ、今では4Kテレビのリモコンには、YouTubeボタンがあり、映画などを楽しめるVODサービスも多々ある中で、65インチサイズは利用価値が大いにあるのは確かです。4Kテレビ購入の際は、思い切って大きい65インチサイズがおすすめです。
お読みいただきありがとうございました。
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