総務省、地上4K放送に前向き！いつかはきっと地上波も4Kに！

　総務省では既存の地上波を使って、４K放送する技術を募集しているようです。あくまで現行の地上デジタル放送を維持しつつ、別途４Kチューナーを買うだけで４K放送が視聴できる環境の要望で、地デジの完全４K移行ではなく、今の放送もそのままでテレビも使用できることが条件です。

 　これは思いの外ずいぶん早い展開になってきたようです。今までは地上波４K放送については何の計画も報告もありませんでしたし、全くの白紙だったかと思います。でも、これは最初の大きな一歩となりました。これほど早期に前向きな姿勢は本当にうれしい限りです。

　BS４K８K放送だけで手一杯なように思えましたが、４K地デジ放送も同時並行に事が運び、合わせてくれれば、なおありがたいことです。BS４K８Kチューナーだけでなく４K地デジチューナー付きテレビの発売も自ずと期待してしまうところです。

そうでなければ、またしてもテレビ変え替えの時期を見据えなければならなくのかもしれませんが、ここまで来たらしょうがないのではないでしょうか。これほど早期実現できるのに越したことはないはずです。

　そこまで来るとひとまずテレビの進化も落ち着くのでしょう。地上波では４K放送は可能だとしても、８K放送までは技術面でかなり厳しいところでもあり、今の地上波がHD（ハイビジョン）放送、BSがフルHD放送のような位置づけで、地上波が４K放送、BSが８K放送になるのかと思います。そのあたりでで、もう言うことないくらい十分満足いくはずです。

 　もし、地上波で８Kが無理ならば、今回の４K地デジ放送技術の延長上に８K地デジ放送技術が確立されていくでしょうし、技術が集まらなくとも、例として、インターネットを介して、データを補間する方法が挙げられています。いずれにせよ、４K地デジ放送には前向きな姿勢は伺えます。であれば、BS８K放送だけでなく、地デジも８K放送対応できる日もちかいのかもしれません。BSも地デジもネットも８Kで視聴できる完全な８Kテレビが市販される事もまんざらでないと言えるでしょう。