今年もシャープ8Kテレビ発売!!
今年もシャープから8K対応液晶テレビ「AQUOS 8K BW1」60、70型が発売されます。
今回の特徴として、BS4Kチューナーのみ内蔵されていて、BS8Kチュナーは搭載されておらず、8Kにアップコンバートして8K映像になるようです。だから8K対応なのでしょう。
シャープは、今年で3年目となる8Kテレビ発売となります。
1年目は8Kディスプレイ、2年目はBS8Kチューナー内蔵8Kテレビでしたので、今回、まさかのスペックダウンとなりましたが、一応8Kテレビではあります。
しかし、HDMI端子は4K/60pまでの対応ですので、最新のHDMI2.1対応もしておらず、HDMI4端子で8K入力となる仕様ではないため、外付けで8Kチュナーを接続しても、8Kにアップコンバートした映像にしかならず、BS8K放送そのままの8K映像にはならない模様です。
4Kテレビでもなければ、8Kテレビでもない、もどかしいものはあります。
BS4K放送視聴なら4Kに特化した4Kテレビの方が良いでしょうし、BS8K放送視聴であれば、昨年発売したBS8Kチューナー内蔵8Kテレビの方が良いように思えます。
ただ、VODやネット動画もあることから、放送だけが8Kではないとなると、その意味はなくもないです。シャープは以前にも4Kテレビ発売当初にネクスト4Kテレビという疑似4Kテレビを発売していましたので、コストを抑えた8Kテレビなのかもしれません。
8Kへのモチベーションが続かない!
シャープだけは、8Kテレビに前向きで、LGが8K有機ELテレビを発売しますが、パナソニックやソニーは相変わらず、急ぎません。8Kテレビ発売のリークは多々ありましたが、その後さっぱりです。
BS8K放送開始までは、話題性はありましたが、以降、8Kテレビが発売されたところで、8Kコンテンツもなければ、8Kカメラもない状況で、何を憂いて8Kに移行する必要性があるのか、わからなくなりつつあります。
これは4Kの時より深刻です。
紆余曲折して、消費税増税前や次の東京オリンピック視聴目的のためだけに、8Kテレビ購入するには、あまりに高価でもあります。
それを見据えた時、今回発売のシャープの8Kテレビがちょうど良いようにも思えます。
HDMI2.1以降搭載の8Kテレビなら納得!
HDMI2.1は8K/60p、4K/120p対応しますので、BS8Kチューナーを外付けする事で、8K/60pのBS8K放送を視聴する事が可能です。
また、2020年末に発売されようとしています次世代ゲーム機のPS5、Xboxは8K対応予定なので、ゲームすら8Kとなる可能性がありますし、ゲームに求められるフレームレートを上げた4K/120p対応でも描写は改善されます。
BS8Kチューナーはシャープしか出していなく、一つという、選択する幅もなく「8Kテレビを買ってください」というのも無理があるほどで、今はどうしたら買う気になれるのかも正直わからないくらいです。
それでも8Kテレビになっていってもらいたいのは、圧倒的な映像美に浸れるからです。
それは、4Kどころではないです。現在の8Kテレビは8K/60pですが、将来的に8K/120pになれば、実写と見間違うほどでしょう。
そここそが、8Kテレビの到達点です。
お読みいただきありがとうございました。
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