スマホスペック停滞していた
スマートフォンが発売され、その都度スペックは上がってきましたが、ここのところは落ち着いたように思えます。
一般的なミドルクラスのスマートフォンスペックは
- 5.5インチHD液晶ディスプレイ
- RAM4GB、ROM64GB
- メインカメラ1200万画素、フロントカメラ800万画素
- おサイフケータイ機能
このあたりで、必要十分なスペックもあり、スマートフォン仕様として確立されたかと思われました。
- 4KHDR対応有機ELディスプレー
- RAM6GB、ROM128GB
- 4K動画撮影
にもなると、ハイエンドモデルになります。
そしてついには、トリプルカメラが搭載される機種が出始めています。
トリプルカメラって何だ!VR、AR対応や3D対応のためカメラを2つにするのか、スペック停滞で2つをさらに3つにするといった野暮な発想なのかと思っていました。
トリプルカメラはXperia1の場合「標準」「望遠」「超広角」といった具合に、被写体に適したカメラを使用することで、より高精細な撮影を可能にするもので、より本格的な写真を撮ることができます。
考えてみれば、スマホの形状ではレンズの焦点を調整できるほど幅がありません。遠い風景や景色だったり、人や物だったり、とても一つのカメラで対応できるものではありません。スマートフォンに望遠レンズを取り付ける方法もありますが、スマートではなくなります。カメラを切り替えられれば、確かに願ったり叶ったりとなるわけです。一眼レフカメラほど画質は良くならないでしょうが、今までのズーム機能だけでの撮影からすれば、かなり改善されるはずです。
デュアルディスプレイなら分かるが、折り畳みスマホの意味がわからない
有機ELディスプレーとなる事で、折りたためるスマートフォンが開発されていますが、それほど折りたためる事に期待はしていないので、なぜ、折りたためる事にこだわっているのかがわかりません。有機ELディスプレーの特徴として、薄く折り曲げられることから、折りたためるようにもできるのではないかという発想からなんだと思います。電子機器を変形させる事に不自然さがあるように思えてまりませんが、理系の人間が考えたとはとても思えないものです。
2画面のデュアルディスプレイであれば、その意味
はあると理解できます。スマートフォンもデュアルディスプレイでモバイルパソコンやタブレット寄りになれば当然です。作業性も上がり、ビジネスモデルにぴったりです。受け入れがたいものはありますが、タッチパネルが敬遠されてきた割には、スマートフォンやタブレットが普及した事実もあり、今後どのようになっていくかは予測がつきません。
はあると理解できます。スマートフォンもデュアルディスプレイでモバイルパソコンやタブレット寄りになれば当然です。作業性も上がり、ビジネスモデルにぴったりです。受け入れがたいものはありますが、タッチパネルが敬遠されてきた割には、スマートフォンやタブレットが普及した事実もあり、今後どのようになっていくかは予測がつきません。
スマートフォンにアイディアの底が突いてしまったか?
トリプルカメラやデュアルディスプレイ、折り畳みスマートフォンはどれも奇抜な発想で、日本人離れしたアイディアではあると思います。基本的に小さくまとまったものを好む日本人には、どれも受けが良くないでしょう。スマートフォン市場が海外に移り、開発が進められてはいますが、日本人からすれば、量産型でイマイチなものばかりです。
今、海外勢が好調なのは、ものがないから、選択肢がないから、それらが売れているだけで、日本人の感性で作ったものの方が遥かに質の高いものとなりやすいはずです。それを見失っているだけで、日本が本気になれば、もっと良いものが作れるはずです。
お読みいただきありがとうございました。
コメント