スマートフォン、タブレットのゲームはどこが面白い⁉なぜかハマってしまう理由!

オンラインゲームの進化

タブレットゲーム
yartsさんによるイラストACからのイラスト

 近頃「PUBG MOBILE」なるものにハマっています。いわゆるバトルロイヤルゲームなのですが、その規模が大きく、100人同時オンライン対戦ゲームで、しかも、世界中の方と遊ぶ事が出来ます。
チャット機能などもあり、会話も可能で、ワイワイ遊べます。言語が違うため、何を言っているのかはわからないこともありますが、それがまた面白いものです。国によって人柄の違いやプレイスタイルの違いも見えたりして、異文化交流にもなります。
まさにゲームもグローバル化しているわけです。しかし、以前から世界中の人とオンライン対戦は出来ましたが、それは1対1によるものが大半でした。それが、今では100人同時オンライン接続型ゲームに進化しているのです。
 昔のゲームはインターネット接続もなく、いわゆるオフラインが当たり前で、一人で黙々とするものでした。そのため、暗いイメージがありましたが、今ではオンラインで、社交的な明るいイメージに様変わりつつあります。
コミュニケーションのツールにもなる事から、昔のゲームとは全く別のものになってきているのです。ゲームが「eスポーツ」として進化しているのも納得のいくところではあります。

インターネットとゲームデバイスのシフト

 そうなった背景には、世界中でインターネットのインフラが進んだからでもあります。しかし、それ以上に、スマートフォンやタブレットなどのデバイスが普及したことがあります。
それまでのインターネット接続は、高価なパソコンくらいでしたが、比較的安いスマートフォン、タブレットが世界中の人に行きわたった事で、ゲームプレーヤー人口が大幅に増えた経緯があります。
100人同時オンライン接続でも、待ち時間も少なく、ストレスなく出来るようになり、連日大盛況でもあります。100人同時対戦は、やはり盛り上がることは間違いなしで、ゲームが楽しいというより、人が集まるから楽しい、祭り的な意味合いの方が大きいからなのかもしれません。
スマホゲームと言えども、グラフィックは素晴らしいものになりましたが、その最高峰のパソコンゲームやPSやXboxの最新型に敵うものではありません。それでも、ユーザーがスマホゲームに動いてしまうのは、面白さと、機敏性、手軽さにあるからだと、遊ぶうちに分かります。

グラフィックよりオンライン!

 従来のゲームであれば、ファミコンからスーパーファミコンになっていくように、
性能やグラフィックが良くなっていく事だけが面白いと定義され、そして、それが全てでした。今でもそれは一理としてありますが、それとは違う見方で面白さを求めたのがスマホゲームなのです。
テレビは薄型、大型化したことで、液晶テレビになりました。その反面で、ゲームに不遇の遅延が発生してしまう事態となりました。また、高画質化したことで、グラフィック処理には時間がかかり、レスポンスの悪いゲームとならざる負えないのです。
ハードには、CPU、メモリーなどの多額のコストがかかり、手軽に遊べるようものではなくなりました。逆にNintendo Switchのような、据え置き型より携帯型へと変わってきているのは、ゲームは楽しさを追及するものであると気づいたからなのです。
それが理解できないのが、ファミコン世代で、なぜグラフィックも劣るスマホゲームに夢中になれるのかがわからないのです。
要はスマホゲームのオンライン繋がる楽しさに気づいていないのです。しかも、従来型のテレビゲームでは、一人称のゲームが不向きで、画面が大きいほど、酔ってしまい、ゲームに集中できない弱点があります。それに向いている小型化したスマートフォンやタブレットの画面では最適なプレイ環境になるのです。

ファミコン世代に伝えたい事!

ファミコン
acworksさんによるイラストACからのイラスト

 従来通りのゲーム開発はグラフィックを求めれば求めるほど、処理に負荷と時間がかかり、ゲーム性を損ねてしまう「いたちごっこ」繰り返すようになってしまったわけですが、発想の転換し、オンラインに楽しさを求めるようになってきているです。
スマホゲームにもグラフィックを求められれば、それに越したことはありませんが、それ以上に、見やすい、プレーしやすく、オンライン方に重点を置く方が、ゲームとして楽しい事が分かったのです。
何事も一人より大勢で遊んだ方が、確実に楽しいです。それをファミコン世代に伝えたかったのです。
お読みいただきありがとうございました。

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