スマホのROMとRAM
スマートフォンの内臓メモリにはROMとRAMがあります。
ROMは長期的な記録に使われ、プリインストールアプリやOSが入っています。またアプリインストールや写真、動画の保存にも使用します。
RAMは瞬間的なデータ処理、動画再生、ゲーム、ウェブ閲覧データなどに使われます。
その他に大容量に写真や動画保存のための外部メモリのmicroSDHCメモリーカードがあるわけです。
現在、スマホは一般的にROMは32GB、RAMが2GBあたりですが、最近ではROM(RAMも含み)が128GBであったり、RAMが4GBのものまであります。
スマホをパソコンに置き換えると
パソコンで言えば、ROMがストレージで、RAMがメモリ、microSDHCメモリーカードがSDカードや外付けハードディスクということになります。
パソコンの場合、ストレージがHDDの1TBなど大容量が可能で、PCメモりは4GBや8GBが一般的です。ゲーミングPCメモリは32GBのもののありますが、PlayStation4ですらメモリは8GBです。
PCではメモリの大きさが性能の差になるように、あくまで、スマホにおけるROMはストレージ容量と同じく記録データ量にしかならないのです。RAMやPCメモリが画質や処理速度といった質に対し、ROMやストレージは動画の長さや情報量といった量を左右することになるとも言えます。
結局はCPU/GPUの兼ね合いで処理速度や性能は決まるわけですから、一概にメモリが大きさ、あるいはCPUスペックだけで高性能であることは判断はできないのですが、PAMがスマホの性能を判断する基準にはなります。
スマホがPlayStation4スペックになる日も近い
今、ハイエンドスマホのRAMが3GB、PCやPlayStation4のメモリが8GBならその差はだいぶ縮まってきていると言えます。スマホでもPC並みの処理ができるようになっていることから、動画再生もゲームも今の一般的PCモデルスペックになる日も近いように思えます。
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